信頼される「クリニカル・エステティシャン」の養成と、エステ特有の顧客満足度をあげるカウンセリング、手技、実技などを学び、「顧客」の共有めざす。 JAASアカデミーでは、2022年6月26日(日)に「JAASメディカルエステティシャン資格講座第一回東京入門講座」を開催します。 美容医療と美容サロンの住み分けは、「医療」か「非医療」であることはいうまでもない。 しかし近年、美容医療業界では治療メニューの低侵襲化、美容皮膚診療の台頭などで、美容外科や形成などの切開系クリニックを除き、治療単価の低価格化が進み、大中小規模に限らず美容クリニック一院における医業収入はおしなべて、過去30年の変遷でみれば、減収となっている(美容医療の市場規模はおよそ4,000億円、うち非外科系の比率が過半数をこえる) 一方で、エステサロンは、事業者売上ベースで3,500億円規模ではあるが、この2年新型コロナ感染拡大でマイナス要因が大きく、また店舗の営業休止を余儀なくされたところも少なくない。 こうしたクリニック、エステサロンの現況をみてみれば、新たな市場性、新たな業態変換がみてとれる。 美容クリニックでは事実、医療という信頼性と医学をベースにしたメディカルエステメニューの提案と施術に患者、あるいは美容ユーザーから支持が広がりつつある。 医療脱毛あるいはメディカルアートメイク(医師法第17条)は行政指導の徹底もあり、もはや美容サロンではご法度。 したがって看護師が医師の指導もと施術を行うことから医療スタッフの労働生産性をあげている。 そして、「メディカルエステ」部門を開設、併設する動きはさらに加速する勢いであることから、コメディカル以外のクリニックスタッフにエステ向けスキルを学ばせたり、メディカルエステティシャンの人材募集をする美容クリニックも少なくない(医療行為でないため医師の指導はいらない)。 こうした医療側からの「美容エステ」メニューの取り込みに対して、エステサロンでは、エステ特有の顧客満足度をあげるカウンセリング、手技、実技などをさらに強化し、一方で、安全で施術効果の高いメディカルエステ専用のマシンの導入と、高いスキルを誇るハンド術で集客アップ、リピーターの確保をする。 とはいえ、サロンの現場で時として施術に対するクレームが生じ、その提携先として信頼ある医療施設が求められている。 すでにこうした「提携、連携」では、相互の顧客、患者の共有が生まれている。 この6月からスタートするJAASメディカルエステティシャン資格講座は、こうした「メディカルエステの知識、技能」を学び、実践してもらうカリキュラムを用意し、とりわけ「美容医療で不得手としているエステティックマインド」を吸収し、美容クリニックとメディカルエステとが協調関係を構築できる機会を提供していきたい(講義、供覧中のアートメイク術は医師、歯科医、看護師以外は実践できません)。 詳細はこちら |
信頼される「クリニカル・エステティシャン」の養成と、エステ特有の顧客満足度をあげるカウンセリング、手技、実技などを学び、「顧客」の共有めざす。
受講対象は、看護師、医療スタッフ、美容クリニック連携をめざすメディカルエステティシャン、歯科衛生士、医師、歯科医