経営スキルは成功事例から学べ
[ 2013/7/10 ]
大手美容クリニック、韓国の美容形成の経営側ドクターが明らかに
事業展開で得た失敗、成功の教訓やクレーム処理など
JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会(http://www.jaas-online.com)では、この秋9月に年次総会を兼ねたライブフォーラムを開催する。第4回目となるJAAS東京Live Forumは9月22日(日)、23日(月祭日)2日間にわたり、東京お茶ノ水TKPカンファレンスセンターに場所を移し「美容アンチエイジングの技術と経営学スキルを磨く」をテーマに、これから美容アンチエイジング部門を始める、あるいは美容医療の開業を考える医師らのために、演者とライブ公開の術者を用意することになる。「美容医療では臨床現場でのスキルのみならず経営的な側面が重要となる。
フォーラムでは他の学会、団体では類のない経営スキルにも焦点をあてたい」(JAAS理事長・山本 豊医師)として、経営者として成功するドクター、独立開業間もない開業医を招き、経営上の苦労、課題、失敗、成功事例などをより実践的な内容を盛り込み講演してもらう。さらに税理士による実践的な経営マネージメントや弁護士らによる広告規制、医療訴訟、損害賠償など美容医療ならではの経営上起こりうるリスクマネージメントについて明らかにされ、会場での活発な論議を巻き起こしていく。もちろんフォーラム最大の見所は2元中継によるライブ放映といっていい。会場と東京銀座の東京皮膚科・形成外科を結び、ライブ公開が繰り広げられるが、2日間で5つのオペを用意し、経験者はもちろんビギナーにも「他では聴けない観れない美容医療の手術、治療」について、デザイン、適用の決め方、麻酔の種類、容量、器具・注射法、切開や剥離、縫合そしてオペ手順などの細部にわたりOPENにされる。併設の学術展示とあわせ、フォーラムには2日間あわせ600名の参加を見込むと事務局では話す。フォーラム参加には事前登録が必要だが、4月告知から登録者は相次いでいる。
JAASに対して高い関心が寄せられたきっかけは、2010年春に開かれた第1回のライブフォーラムである。既存の学会や団体が学術発表をし合う場として年次総会を開いている中、ライブ公開を柱にしたJAASのフォーラムは美容医療の経験者や専門医のみならず、これから学ぼうとするビギナーにとっても、大きな話題をさらった。
ともすると美容形成術は、営業上〟秘伝〟として決してオープンにされない。習いたい、観てみたいという医師は少なくない。 JAASライブフォーラムは、そんなジレンマに対して可能な限りオープンにしていくことで、他に例を見ない内容を投げかけている。
また上達者、経験者でも失敗症例から学ぶ教訓は多い。症例数を積み上げる中で失敗は避けられない。こうした時もちろん患者に対する丁寧な再修正はいうまでもないが、逆にその中から患者との信頼関係も生まれることは少なくない。そして、この失敗症例についても講演で惜しみもなく開示してきた。
今年もこの〟伝統〝は、しっかりと踏襲されることになる。
こうした美容医療のスキルに目を奪われがちではあるが、今回のフォーラムではさらに「経営のスキル」についても学ぶ機会をつくっている。開業プラン、新規診療部門の開設のための資金調達、そのやり方、不動産手当、初期投資の方法、安価に始める内装施工、医療法人、MS法人のつくりかたなどを医療機関に精通する税理士に公開してもらうが、一方で独立開業間もない開業医3名を招き、経営上の苦労、課題、失敗、成功事例などをより実践的な内容を盛り込み講演もしてもらう。
さらに弁護士らによる広告規制、医療訴訟、損害賠償など美容医療ならではの経営上起こりうるリスクマネージメントについて明らかにされ、会場での活発な論議を巻き起こしていく。
「経営スキル」を学ぶうえで最も価値的な方法は、成功しているクリニックの話を聞くことだ。経営学に「仮説」などない。統計数字を並べたて軽薄な経営理論を振りかざして法外なコンサルティングフィーを要求する会社も少なくない。かつての美容医療の業界では決してめずらしくはなかったが、今やこうした会社は見る影もないばかりか、頼ったクリニックも経営面で成功したケースは多くない。
こうしたことから、フォーラムでは2日間にわたり「美容アンチエイジング医療の経営学・実践編」のセッションを用意する。
22日には日・韓の大手クリニックのセッションとして城本クリニック総院長の森上 和樹医師、韓国JK PLASTIC SURGERY CENTERのKim医師二人が、それぞれの事業展開における経験則を可能な限りオープンにする。23日には聖心美容外科の統括院長・鎌倉 達郎医師、湘南美容外科クリニックの総院長・相川 佳之医師が、勤務医の求人、教育、技術研さん、マーケティングや顧客管理について初めて明らかにする予定だ。
成功しさらにヒントを得ようという医師あるいは苦労するクリニック、さらには保険診療から一部美容医療部門を併設しようと考える施設にとってはまたとない講演となるだろう。
併設の学術展示とあわせ、フォーラムには2日間あわせ600名の参加を見込むが、JAAS会員のみならず非会員でも事前登録は可能で、登録と同時に会員の入会をすれば入会金の免除も設けている。なお、昨年秋からスタートした「認定医制度」や「認定エステティシャン制度」に伴い、資格取得者は、フォーラム参加が原則必須となっている。
詳しいプログラムはJAAS公式サイトhttp://www.jaas-online.comにて。また事前登録及び学術出展は差込パンフレットからお申込み頂きたい。
(JHM111号より)
事業展開で得た失敗、成功の教訓やクレーム処理など
JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会(http://www.jaas-online.com)では、この秋9月に年次総会を兼ねたライブフォーラムを開催する。第4回目となるJAAS東京Live Forumは9月22日(日)、23日(月祭日)2日間にわたり、東京お茶ノ水TKPカンファレンスセンターに場所を移し「美容アンチエイジングの技術と経営学スキルを磨く」をテーマに、これから美容アンチエイジング部門を始める、あるいは美容医療の開業を考える医師らのために、演者とライブ公開の術者を用意することになる。「美容医療では臨床現場でのスキルのみならず経営的な側面が重要となる。
フォーラムでは他の学会、団体では類のない経営スキルにも焦点をあてたい」(JAAS理事長・山本 豊医師)として、経営者として成功するドクター、独立開業間もない開業医を招き、経営上の苦労、課題、失敗、成功事例などをより実践的な内容を盛り込み講演してもらう。さらに税理士による実践的な経営マネージメントや弁護士らによる広告規制、医療訴訟、損害賠償など美容医療ならではの経営上起こりうるリスクマネージメントについて明らかにされ、会場での活発な論議を巻き起こしていく。もちろんフォーラム最大の見所は2元中継によるライブ放映といっていい。会場と東京銀座の東京皮膚科・形成外科を結び、ライブ公開が繰り広げられるが、2日間で5つのオペを用意し、経験者はもちろんビギナーにも「他では聴けない観れない美容医療の手術、治療」について、デザイン、適用の決め方、麻酔の種類、容量、器具・注射法、切開や剥離、縫合そしてオペ手順などの細部にわたりOPENにされる。併設の学術展示とあわせ、フォーラムには2日間あわせ600名の参加を見込むと事務局では話す。フォーラム参加には事前登録が必要だが、4月告知から登録者は相次いでいる。
JAASに対して高い関心が寄せられたきっかけは、2010年春に開かれた第1回のライブフォーラムである。既存の学会や団体が学術発表をし合う場として年次総会を開いている中、ライブ公開を柱にしたJAASのフォーラムは美容医療の経験者や専門医のみならず、これから学ぼうとするビギナーにとっても、大きな話題をさらった。
ともすると美容形成術は、営業上〟秘伝〟として決してオープンにされない。習いたい、観てみたいという医師は少なくない。 JAASライブフォーラムは、そんなジレンマに対して可能な限りオープンにしていくことで、他に例を見ない内容を投げかけている。
また上達者、経験者でも失敗症例から学ぶ教訓は多い。症例数を積み上げる中で失敗は避けられない。こうした時もちろん患者に対する丁寧な再修正はいうまでもないが、逆にその中から患者との信頼関係も生まれることは少なくない。そして、この失敗症例についても講演で惜しみもなく開示してきた。
今年もこの〟伝統〝は、しっかりと踏襲されることになる。
こうした美容医療のスキルに目を奪われがちではあるが、今回のフォーラムではさらに「経営のスキル」についても学ぶ機会をつくっている。開業プラン、新規診療部門の開設のための資金調達、そのやり方、不動産手当、初期投資の方法、安価に始める内装施工、医療法人、MS法人のつくりかたなどを医療機関に精通する税理士に公開してもらうが、一方で独立開業間もない開業医3名を招き、経営上の苦労、課題、失敗、成功事例などをより実践的な内容を盛り込み講演もしてもらう。
さらに弁護士らによる広告規制、医療訴訟、損害賠償など美容医療ならではの経営上起こりうるリスクマネージメントについて明らかにされ、会場での活発な論議を巻き起こしていく。
「経営スキル」を学ぶうえで最も価値的な方法は、成功しているクリニックの話を聞くことだ。経営学に「仮説」などない。統計数字を並べたて軽薄な経営理論を振りかざして法外なコンサルティングフィーを要求する会社も少なくない。かつての美容医療の業界では決してめずらしくはなかったが、今やこうした会社は見る影もないばかりか、頼ったクリニックも経営面で成功したケースは多くない。
こうしたことから、フォーラムでは2日間にわたり「美容アンチエイジング医療の経営学・実践編」のセッションを用意する。
22日には日・韓の大手クリニックのセッションとして城本クリニック総院長の森上 和樹医師、韓国JK PLASTIC SURGERY CENTERのKim医師二人が、それぞれの事業展開における経験則を可能な限りオープンにする。23日には聖心美容外科の統括院長・鎌倉 達郎医師、湘南美容外科クリニックの総院長・相川 佳之医師が、勤務医の求人、教育、技術研さん、マーケティングや顧客管理について初めて明らかにする予定だ。
成功しさらにヒントを得ようという医師あるいは苦労するクリニック、さらには保険診療から一部美容医療部門を併設しようと考える施設にとってはまたとない講演となるだろう。
併設の学術展示とあわせ、フォーラムには2日間あわせ600名の参加を見込むが、JAAS会員のみならず非会員でも事前登録は可能で、登録と同時に会員の入会をすれば入会金の免除も設けている。なお、昨年秋からスタートした「認定医制度」や「認定エステティシャン制度」に伴い、資格取得者は、フォーラム参加が原則必須となっている。
詳しいプログラムはJAAS公式サイトhttp://www.jaas-online.comにて。また事前登録及び学術出展は差込パンフレットからお申込み頂きたい。
(JHM111号より)