ＪＡＡＳ認定エステティシャン資格講習に50名集まる（名古屋 基礎講座） [JHM]
[ 2012/8/3 ]
医療側から教える初！のエステ講座「美容アンチエイジング・エステティシャン」取得は年間4回受講で認定へ
次回9月からの受講開始でも資格要件満たす
9月はいよいよ実技研修
「エステ術の後の美容医療の実際？またその逆の施術の実践？」
エステ業界初！の医療側から教える本格的なメディカルエステティシャン養成のための資格講習会が、統括講師の山本 豊医師ほか、木代INFAインストラクター、三田村歯科医（エステティシャン）の講師陣によって名古屋で開催された。
今回は基礎講座と位置づけられ「基礎皮膚学と美容医療・美容歯科から学ぶエステの知識と美容術の応用」をテーマに50人の受講者が研修した。
一人の講師が系統的な講義をすることにより、むらのない講義内容を実践するのが目的だ。すでに医師対象の講習会では、説明が分かりやすく、内容が充実しているというのが定評の山本医師の講習だが、エステティシャン相手の講義はどのようなものなのであろうか？本資格講座の目的は、医療とエステの隙間を埋めるということに置かれている。趣旨に合うように現代のエステ業界と医師とのかかわりあい方からはじまり、エステティシャンはどのようにしていくべきか、またそうしたことに関わる必要な知識についての全般的な話が大半であった。
今回は光と皮膚ということがテーマとして取り上げられ、エステ業界でも使われている光脱毛やIPL等の光としての性質、レーザーとの相違点や施術効果の原理、またその安全性に対する評価方法について言及されていた。光の基本である波長や、その波長特性としての組織深達度、各吸収波長について簡便な説明が加えられ、こうした器械がなぜエステの現場で活躍するのかという現実的な話題やそれに伴う脱毛バルジ理論についても説明された。
また、こうした理論から日々の施術がどのように関わっているのかという実践的な話も常に混ざっていた。さらに、理論的な整理なくしてエステ顧客の満足は得られないこと、いかなる状況においてもトラブルを回避する必要性の重要性についても話されていたことに共感したエステティシャンも多かったに違いない。
さらに山本講師からは、エステティシャンが現場を目にすることが少ないボトックス注射に関しても、名称のつけられ方から始まり、その作用原理、それに伴うスキンケアとしての考え方まで言及されていた。こうした現実的な話もさることながら、日常的によく目にする皮膚構造（解剖）に対しての実物写真や山本医師の患者さんの実際の写真も紹介され、現物と解剖図との相違に驚いていたエステティシャンも散見された。
とくに皮膚の色に影響を及ぼすメラニンについて黒人、白人の皮膚断面写真を使用し、説明されていたことには、興味を持たれた方が多かったようだ。講義の後、最新肌診断装置である「エコスキン」が紹介されたが、エステサロンでも肌分析の必要性が求められていることから、関心が集まっていた。
山本医師につづきインプラント治療を中心に行う歯科医院とは別に、都心にエステサロンを構え実際に自らエステの施術をする三田村歯科医（エステティシャン資格取得）が、講演を行った。「歯科医だからこそ実践できる表情筋リフトの理論とエステ術の応用」に加え、美顔器と導入剤を組み合わせた〟三田村式リップエステ〟の解説とデモ実演も行われた。
そして最後に登壇した木代INFAインストラクターから「意外と知らないエステサロンにおけるメイクアップとコスメについて」講演がされた。
このなかで木代氏は「カウンセリングで肌の見極めが重視されるが、意外と化粧品の選択について見落とされがちです」と投げかけた。エステティシャンにとって、化粧品の知識を充分に習得し新しい情報を得ることが大切だと強調。そのためには、クライアントの肌の状態を理解し、適切な化粧品の組み合わせをするか？化粧品の特徴、他の化粧品との相乗効果、化粧品そのものの働き等を充分わかって肌への効果や使い方をアドバイスすることこそ、エステティシャンに求められると述べた（資格講座のため、詳細は控えさせていただく）。
また、木代氏が得意とするメイクアップの基礎的な知識と考え方を提唱しながら、「顔は対人関係の中で、感情を表すシグナルです。いわばその人のネームプレートであるわけで、メイクアップではパーツでとらえるのではなく全体でとらえて表情のよいフェイスをつくっていくことが大事です」と話した。
そしてエステティシャンだからこそ本当のメイクアップができるという自覚をもちながら、本コースで学んでほしいと締めくくった。
次回9月17日の実技・供覧研修は東京で開催されるが、研修では「エステ術の後の美容医療のやり方？美容医療を受けた後のエステ術の実践？」をテーマに行うことになっている。
資格をめざす受講希望者は、9月から来年4月までの4回受講でも認定要件がみなされるため、9月受講からスタートしても構わない。
JAAS認定「美容アンチエイジング・エステティシャン」資格取得への道
○入学金不要 ○受講対象：エステティシャン、看護師、歯科衛生士など ○JAAS正会員C（入会金免除・年会費のみ10,000円）登録 ○４回コース各受講料（入門講座：フォーラム2単位15,000円、基礎講座：2単位10,000円、実技・供覧研修①3単位20,000円、実技・供覧研修3単位②20,000円／納金は一括ではなく受講毎）○受講方法は第1期〜2期にまたがり必要講座を1年の間で受講すること ○修了試験（簡単な論文提出）20,000円 ○資格申請・認定料30,000円 ○資格認定証発行から3年有効、3年毎に更新費（認定料20,000円） ○資格の継続要件：毎年のJAAS会員の更新、毎年春開催のJAASライブフォーラムの参加が必須です。＊第1期〜2期にまたがっての受講が可能
資格プログラム日程
【第1期】
○第1回 入門講座4月14日（土）‐15日（日）東京：第３回JAASLiveForum（終了）
○第2回 基礎講座６月２４日（日）名古屋：基礎皮膚学と美容医療・美容歯科の臨床学（終了）
○第3回実技・供覧研修9月17日（月祭日）東京：美容アンチエイジングと臨床エステ術① 実践講座
・第4回実技・供覧研修（修了講座）10月21日（日）東京：美容アンチエイジングと臨床エステ術② 実践講座
【第2期】
○第1回 入門講座2013年2月（東京）
○第2回 基礎講座4月（東京）
○第3回 実技・供覧研修6月（東京）
○第4回 実技・供覧研修9月（東京）
●主催：JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会〒104‐0041 東京都中央区新富1‐8‐11‐３Ｆ、http://www.jaas-online.com、ｔｅｌ 03‐6222‐3121
（JHM105号より）
次回9月からの受講開始でも資格要件満たす
9月はいよいよ実技研修
「エステ術の後の美容医療の実際？またその逆の施術の実践？」
エステ業界初！の医療側から教える本格的なメディカルエステティシャン養成のための資格講習会が、統括講師の山本 豊医師ほか、木代INFAインストラクター、三田村歯科医（エステティシャン）の講師陣によって名古屋で開催された。
今回は基礎講座と位置づけられ「基礎皮膚学と美容医療・美容歯科から学ぶエステの知識と美容術の応用」をテーマに50人の受講者が研修した。
一人の講師が系統的な講義をすることにより、むらのない講義内容を実践するのが目的だ。すでに医師対象の講習会では、説明が分かりやすく、内容が充実しているというのが定評の山本医師の講習だが、エステティシャン相手の講義はどのようなものなのであろうか？本資格講座の目的は、医療とエステの隙間を埋めるということに置かれている。趣旨に合うように現代のエステ業界と医師とのかかわりあい方からはじまり、エステティシャンはどのようにしていくべきか、またそうしたことに関わる必要な知識についての全般的な話が大半であった。
今回は光と皮膚ということがテーマとして取り上げられ、エステ業界でも使われている光脱毛やIPL等の光としての性質、レーザーとの相違点や施術効果の原理、またその安全性に対する評価方法について言及されていた。光の基本である波長や、その波長特性としての組織深達度、各吸収波長について簡便な説明が加えられ、こうした器械がなぜエステの現場で活躍するのかという現実的な話題やそれに伴う脱毛バルジ理論についても説明された。
また、こうした理論から日々の施術がどのように関わっているのかという実践的な話も常に混ざっていた。さらに、理論的な整理なくしてエステ顧客の満足は得られないこと、いかなる状況においてもトラブルを回避する必要性の重要性についても話されていたことに共感したエステティシャンも多かったに違いない。
さらに山本講師からは、エステティシャンが現場を目にすることが少ないボトックス注射に関しても、名称のつけられ方から始まり、その作用原理、それに伴うスキンケアとしての考え方まで言及されていた。こうした現実的な話もさることながら、日常的によく目にする皮膚構造（解剖）に対しての実物写真や山本医師の患者さんの実際の写真も紹介され、現物と解剖図との相違に驚いていたエステティシャンも散見された。
とくに皮膚の色に影響を及ぼすメラニンについて黒人、白人の皮膚断面写真を使用し、説明されていたことには、興味を持たれた方が多かったようだ。講義の後、最新肌診断装置である「エコスキン」が紹介されたが、エステサロンでも肌分析の必要性が求められていることから、関心が集まっていた。
山本医師につづきインプラント治療を中心に行う歯科医院とは別に、都心にエステサロンを構え実際に自らエステの施術をする三田村歯科医（エステティシャン資格取得）が、講演を行った。「歯科医だからこそ実践できる表情筋リフトの理論とエステ術の応用」に加え、美顔器と導入剤を組み合わせた〟三田村式リップエステ〟の解説とデモ実演も行われた。
そして最後に登壇した木代INFAインストラクターから「意外と知らないエステサロンにおけるメイクアップとコスメについて」講演がされた。
このなかで木代氏は「カウンセリングで肌の見極めが重視されるが、意外と化粧品の選択について見落とされがちです」と投げかけた。エステティシャンにとって、化粧品の知識を充分に習得し新しい情報を得ることが大切だと強調。そのためには、クライアントの肌の状態を理解し、適切な化粧品の組み合わせをするか？化粧品の特徴、他の化粧品との相乗効果、化粧品そのものの働き等を充分わかって肌への効果や使い方をアドバイスすることこそ、エステティシャンに求められると述べた（資格講座のため、詳細は控えさせていただく）。
また、木代氏が得意とするメイクアップの基礎的な知識と考え方を提唱しながら、「顔は対人関係の中で、感情を表すシグナルです。いわばその人のネームプレートであるわけで、メイクアップではパーツでとらえるのではなく全体でとらえて表情のよいフェイスをつくっていくことが大事です」と話した。
そしてエステティシャンだからこそ本当のメイクアップができるという自覚をもちながら、本コースで学んでほしいと締めくくった。
次回9月17日の実技・供覧研修は東京で開催されるが、研修では「エステ術の後の美容医療のやり方？美容医療を受けた後のエステ術の実践？」をテーマに行うことになっている。
資格をめざす受講希望者は、9月から来年4月までの4回受講でも認定要件がみなされるため、9月受講からスタートしても構わない。
JAAS認定「美容アンチエイジング・エステティシャン」資格取得への道
○入学金不要 ○受講対象：エステティシャン、看護師、歯科衛生士など ○JAAS正会員C（入会金免除・年会費のみ10,000円）登録 ○４回コース各受講料（入門講座：フォーラム2単位15,000円、基礎講座：2単位10,000円、実技・供覧研修①3単位20,000円、実技・供覧研修3単位②20,000円／納金は一括ではなく受講毎）○受講方法は第1期〜2期にまたがり必要講座を1年の間で受講すること ○修了試験（簡単な論文提出）20,000円 ○資格申請・認定料30,000円 ○資格認定証発行から3年有効、3年毎に更新費（認定料20,000円） ○資格の継続要件：毎年のJAAS会員の更新、毎年春開催のJAASライブフォーラムの参加が必須です。＊第1期〜2期にまたがっての受講が可能
資格プログラム日程
【第1期】
○第1回 入門講座4月14日（土）‐15日（日）東京：第３回JAASLiveForum（終了）
○第2回 基礎講座６月２４日（日）名古屋：基礎皮膚学と美容医療・美容歯科の臨床学（終了）
○第3回実技・供覧研修9月17日（月祭日）東京：美容アンチエイジングと臨床エステ術① 実践講座
・第4回実技・供覧研修（修了講座）10月21日（日）東京：美容アンチエイジングと臨床エステ術② 実践講座
【第2期】
○第1回 入門講座2013年2月（東京）
○第2回 基礎講座4月（東京）
○第3回 実技・供覧研修6月（東京）
○第4回 実技・供覧研修9月（東京）
●主催：JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会〒104‐0041 東京都中央区新富1‐8‐11‐３Ｆ、http://www.jaas-online.com、ｔｅｌ 03‐6222‐3121
（JHM105号より）