BWJ東、600社、5万人来場見込む
中国進出はかるビジネスサポートも



国内最大のエステティック見本市「ビューティーワールド　ジャパン東（BWJ　EAST）」が今年も東京ビッグサイトの４ホール（東）を使って5月16日（月）〜18日（水）の3日間開かれる。
今年も国内外から600社以上が出展して、出展品目ごとに分けられた12のゾーンにエステ・理美容・スパ関連の美容器、化粧品ほか多数の商材、またサービス、技術情報が展示される。ここ数年の傾向に海外パビリオン出展があげられるが、今年も中国、台湾、韓国、ブルガリア、フランス、イタリア、スペインの7カ国・地域からの参加が予定されている。

海外からの出展増には、日本マーケットの潜在需要と海外製品への消費傾向が高いとする背景があるようで、同見本市を重要なビジネスプラットホームと位置付けている。また海外から訪れる関係者は出展社に限らない。今やBWJは中国、韓国などでもその知名度は高く、来場ツアーが組まれるほどの人気をもつ。
会期中、至る所で日本そして中国、韓国とのビジネスパートナーづくりが活発になるのも、この見本市の特長といってよい。

一方、内需から外需へという流れはこうしたビューティー市場にもいえることから、国内の美容関係者がとくに中国進出を図る上でのビジネス・サポートを特別セミナーとして用意している。
昨年からつづく出展の傾向に、オーガニック化粧品や関連商材がある。今年も「ナチュラル＆オーガニックゾーン」が会場の一角にセットされ出展社の注目を集めそうだ。

BWJのもう一つの人気は併設のイベントで、毎年5万人以上の来場者を記録する見本市のハイライトともいえる。出展社プレゼンテーションはもちろん、メインステージセミナー、さらに今年は世界トップレベルのスパトリートメントを行う施設として知られる、タイのチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートが日本のセラピストとの競演でパネルディスカッションを繰り広げることに。加えて代表的なトリートメントをデモンストレーションで公開する予定だ。

エステティックセミナーも充実しており、なかでもコンサルタントによる「サロンを成功店に変える」60分集中講義は、毎年必聴の価値をもつ内容となるはずで、今年も立ち見席覚悟のセミナーとなるだろう。

○来場のお問い合わせは、主催元メサゴ・メッセフランクフルトのビューティーワールドジャパン事務局・担当:佐藤、柳、小泉、劉まで電話03-3262-8939


（JHM98号より）