デットクスやアンチエイジングのヒント満載


多くの聴衆が詰め掛けたアーユルベーダ学会。
アンチエイジング関連の演題も多い。


先日、ベルサール六本木で、第31回日本アーユルベーダ学会・東京研究総会が開催された。
アーユルベーダは、日本ではエステティックの施術のように捉えられている傾向があるが、本来はインドの治療医学だ。そのため、本大会では病因論や解剖生理学、脈診や治療学などが、1Dayセミナーで語られ、体系的に学ぶことが出来、翌日から2日間に亘って行われた総会では、サロンやクリニック、歯科医院などで応用されるアーユルベーダの実践論やその結果報告、使用される薬剤や食材、ハーブなどの各論についても論じられる本格的なもの。
会場には、実践者や研究者、医療従事者のみならず、一般の参加も数多くみられ、他の学会には見られないアットホームな雰囲気で進行する。一部の専門的な用語にとまどうが、その内容はデトックスやアンチエイジングそのものとも言える内容で、アンチエイジング医療の知識があれば、治療のヒントが、どのセッションにおいても見つけることが出来る興味深い研究会だった。



（JHM90号より）