日本医療・環境オゾン研究会




予防接種の混乱など、日本でも脅威となっており、世界的流行を見せている新型インフルエンザだが、日本医療・環境オゾン研究会は、先日開催された第19回国際オゾン研究講演発表会のメディカルセッションにおいて、新型インフルエンザの予防のために、オゾン水で手洗い、うがいをすることが有効であると採択した。
この採択には、ドイツ、イタリア、イスラエル、エジプト、キューバなど海外から参加したオゾン療法研究者らが参加し、新型インフルエンザの予防に対しては、電解式オゾン水生成器（1〜2mg/L）を使用し、①高い抗ウイルス作用を有しており、②皮膚、粘膜に対して安全で、副作用が無く③手指、顔面、口腔内、鼻腔内に付着したウイルスに対しては、オゾン水による洗浄で、ウイルスを不活性化しながら、洗い流すことが可能である、としている。
水道水で手洗いやうがいをしても、ウイルスは不活性化されないことから、副作用なく安全に口腔内、鼻腔内に付着したウイルスを不活性化できるオゾン水の有効性をアピールしている。




（ＪＨＭ88号より）