動脈硬化の測定に、一般的な機器といえば、PWVが一般的であろう。これについては、オムロン　コーリンの機器が一般的であろう。

さらに同社では高血圧をより正確に把握できる自動血圧計『HEM-9000AI』をラインナップしている。
通常の血圧測定は、上腕の末梢血圧を測定している。しかし、末梢血圧は白衣性高血圧など、患者の心理的な影響などが排除できない。そのため『HEM-9000AI』は、大動脈と相関の高い撓骨動脈派から、中心血圧を簡便に測定できる。治療の効果測定や予防的な診断には、今後注目される機器といえる。

また、キレーションや血液クレンジングの効果測定に最も頻度の高い測定機器はFRAS4であろう。他のアンチエイジング医療に関しても、酸化ストレスや抗酸化力の測定は必須項目であり、予防医療を行なうクリニックであれば、無くてはならない機器の一つだ。



（JHM81号より）