アンチエイジング美容医療業界における、
JAAS厳選のスペシャリスト達を取材・レポートしていきます。
スプリングスレッドと眉下切開のスペシャリスト
六本木境クリニック
【ドクタープロフィール】
六本木境クリニック院長
境 隆博
鹿児島大学医学部卒業後、長崎大学形成外科関連病院を数院経て、オザキクリニック羽村院 院長に就任。その後、2012年2月に六本木境クリニックを開設。
美容外科医、形成外科学会専門医、熱傷学会専門医、日本アンチエイジング外科・美容再生研究会(JAAS)評議員、サーマクール認定医、美容外科学会(JSAPS)正会員、美容外科学会(JSAS)正会員、頭蓋顎顔面外科学会、フェザーリフト研究会
六本木境クリニック東京・六本木
住所 |
東京都港区六本木3‐7‐1 ザ六本木東京プラザ207 |
アクセス |
大江戸線六本木駅徒歩2分
日比谷線六本木駅徒歩3分
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電話番号 |
03‐6441‐0691 |
診療時間 |
平日 11:00~20:00 ※最終受付 19:30 土日祝 10:00~18:00 ※最終受付 17:30 |
定休日 |
水曜日 |
URL |
http://www.roppongi-sakai-clinic.com/ |
眉下切開やスプリングスレッドを若い女性にも応用した、
より自然な仕上がりの美容外科手術
六本木という一等地の新しいビルにある、「六本木境クリニック」。
開院して数年、すでにTBS、テレビ朝日、東京MXなどのTVや女性誌などから取材が多数きている。
「TV局から近い場所にクリニックがあるからではないですか?」とユーモラスに応える境院長だが、本題である施術について取材を始めるとその説明には熱がこもり始めた。
今回の取材を通し、境クリニックにメディアの取材が多い理由は、院長である境院長の相手の目線に立った分りやすい説明にあるのではないかと感じた。
ちなみに境クリニックで最も患者数が多いのは刺青除去であるという。美容医療・アンチエイジングクリニックの中で、刺青除去に関わる専門医は少ない。その中で年間500を超える手術を執刀している境院長の施術力は、特筆に値する。北は北海道、南は沖縄、そして海外と、全国から多数の刺青除去を希望する患者様が来院する。
刺青切除法では、ダブルプラスティ法というジグザグに切除する方法を採用。熟練の技を使うことで、切除部分は通常の3分の1程度に抑えている。また広範囲の刺青は、刺青削皮&レーザー法を行う。熱傷専門病院にて同様の手術を多数行っていた境院長の経験によって培われた確かな技術で自然な処置跡を実現している。
刺青切除(35歳女性)
刺青削皮(30歳男性)
眉下切開で顔全体まで若返る、百戦錬磨の切開技術
境クリニックは、美容診療である「眉下切開」「スプリングスレッド」と「刺青除去」の施術で来院する患者様の95%を超える。自身の得意な施術を中心に、常に100%の最高の手術を提供することを心がけているという。
特に「眉下切開」「スプリングスレッド」は、いずれも圧倒的な人気を誇る施術だ。今まではアンチエイジング対策として30代以上の方の来院が多かったが、今ではメディアや口コミなどの影響もあり10代から90代の女性までもが施術に訪れている。
境院長はこう話す。
「当院の眉下切開は、少し変わった手術法で行っています。
一般には『眉毛の下』を切開することが多いのですが、私どもは眉の『毛の中』を切開します。さらに最大限傷が目立たないようにするため、通常の眉毛の流れに沿って切開する手法ではなく、眉毛と傷に角度をつけた切開を行い、ごく細い透明な糸で丁寧に縫合しています。こうすることで、短期的には「ダウンタイムがほぼなく」(傷が目立たない)、長期的には「傷痕がわからない」施術を可能としています。
このように眉下切開を効果的に行うことで、眉を始めとする顔全体の皮膚が上にあがり若返ったり、目と骨の位置関係が修正され外人のような目周りになったり、テンティングされることで目の上にくぼみや腫れも解消する、といった別の利点もあります。
眉下切開+スプリンスレッド(女性45歳)※右は3カ月後
施術結果に満足していただくことを目的としているので、施術を受けた患者様が若返り美しくなったことで、精神面でも元気になられることが一番うれしいですね。最近では、二重埋没手術と一緒に眉下切開を行うことで、顔全体を意識した、より自然な美しさを求めている20代、30代の方も増えてきています。
これらの施術は「アンチエイジング」の領域ではなく、ご本人のモチベーションや性格までも変えてしまう「真の美容法」と言えるのかもしれないです。
眉下切開と埋没法(25歳女性)※右は2日後
従来、幅広い二重を希望される場合には埋没法・切開法いずれの場合も整形顔・不自然さは覚悟の上でした。ですが、切開+埋没法を用いる事によって、西洋人風のすっきりしたまぶたになり、二重幅は自然なイメージで広くすることが可能になりました。まぶたの腫れぼったさに対しても、非常に効果的な手法です。
フランス仕込みの本場スプリングスレッド
「そして「眉下切開」と同じくらい当院で多いのが「スプリングスレッド」。
こちらも境クリニックならではの得意施術を行っており、ソフトでしなやかな糸を使うことでつっぱり感もなくナチュラルに若返ります。そして、ただ引き上げるだけではなくてくぼみや膨らみを平坦にすることで、卵のようなツルンとしたハリと小顔を手に入れることができます。この施術はフランスで開発されたのですが、とても興味があったためフランス人の医師が来日した際に無理をお願いして直接指導を受けました。
「ダウンタイムがほぼない」、「施術を受けたと誰にも気づかれない」と患者さんからはすこぶる評価の高い施術です。最近は20代・30代のバレずに小顔にしたい方、何となくキレイになりたい方も希望されています。
スプリングスレッド(55歳女性)※右は施術直後
スプリングスレッド(27歳女性)※右は施術直後
技術・ノウハウの情報開示を前向きに実践
そんな洗練された手術の腕を持つ境院長。もともと形成外科医として10年以上研鑽してきた境院長だが、他院を見学した際に、美容業界の奥の深さに興味を持った。傷を治すのではない、「攻めの医療」。美しくなるためのお手伝いという点が、専門変更の決め手だったという。
「JAASの研修は、本当に勉強になりましたね」
境院長は、美容関連の施術を覚えるためJAASが主催するセミナーや講義に初期から出席するようになる。境院長が得意としている眼下切開・スプリングスレッド、そして刺青除去以外は、JAASで学んだことも多いと話す。
「今は少し余裕がないのですが、もう少し時間ができたらぜひ恩返しがしたい」
そう語る境院長。患者様に限らず多方面での繋がりを大事にしている姿勢を感じた。
「境クリニック」として独立してまだ1年も経過してないものの、すでにメディアからの取材や雑誌での連載なども多数抱えている境院長の気分転換の方法は「執筆活動」と言う。多忙でも執筆を欠かさないのは、「より多くの人に情報を提供し理解してほしい」という気持ちがあるからなのだろう。