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[JHM] 出展ブース申込み始まる

[ 2008/10/2 ]
第6回国際臨床抗老化医学会議・展示The 6th International Conference & Expo’ On Clinical Anti-Aging Medicine Japan 2008
11月22・23(土・日)
東京産業貿易センター(浅草)で

臨床症例からエビデンスを探る

学術会議と企業展示・プレゼンを同一フロアに

美容医療先進国“韓国”のマイスターが来日

最先端の美容医療と医療ビジネスについても講演




今年もNPO法人 日本臨床抗老化医学会(JSCAM)主催の国際臨床抗老化医学会議・展示が、11月22・23日(土・日)2日間開催される。これまで、過去3回連続で乃木坂・健保会館で行なわれていた会場を、浅草の都立産業貿易センターに移し、学術会議と企業展示のアクセスを良くし、企業と医師のコンタクトが、昨年よりも積極的に行なわれるイベントとなっている。今年の大会実行委員長は、沖縄の白寿会 ハートフルクリニックの平良 茂MD。自身が幅広いアンチエイジング医療を実践する平良MDならではの、臨床に直結した講演プログラムも目白押しとなる見込みだ。


沖縄でアンチエイジング医療を実践し、成功を納めているハートフルクリニック理事長 平良MD。大都市圏ではなく、自由診療が一般的とは言えない、沖縄・糸満市という地方都市で、自由診療で成功するということは、ある意味、平良MDの診療スタイルは、日本全国の地方都市でも成功するといっても、過言ではない。JSCAM日本臨床抗老化医学会では、数回に亘り講習会を開き、沖縄の現地研修会も行なうなど、平良メソッドを全国的に普及することに貢献している。
そんな平良MDが実行委員長を務めるだけあって、プログラム内容は、臨床現場に直結する、臨床のノウハウを中心に、実際にアンチエイジング医療を行なう医師たちが、より良い医療を実践するための意見交換の場とするのが狙いだ。
また、平良MD自身が、アンチエイジング医療を行っていく上で、検査機器やシステム、各種の治療・美容機器、サプリメントやコスメなどの大切さや、品質を重要視しているため、企業との連携を高めたいとの思いから、これまで分断されていた、学術会議の会場と展示会場、を同一のフロアとし、さらに企業プレゼンテーションも学術会場で行なうことで、来場する医師らが、気軽に企業のブースに足を運べるように会場設営を行なう。
そのため開催地は、これまでの乃木坂から、東京の国際観光都市の浅草の都立産業貿易センターとなる。
出展品目は、アンチエイジング医療に関する、様々なテクノロジー、つまり検査機器やシステム、各種の治療・美容機器、サプリメントや化粧品などがその対象となる。事務局では、先頃出展募集を開始している。
講演プログラムの主なテーマは、高濃度ビタミンCやオゾン血液クレンジングなどの点滴療法関連、ホルモン補充やプラセンタによる内面的な若返り、再生医療の応用による美容皮膚や歯科診療、音響療法、運動などのオルタネイティブメディシン、性差を考慮したアンチエイジング医療、ノンニードル・メソセラピー、メディカルエステなど。
どの講演も、実際にこれらの豊富な症例数をもつ医師から、実際にクリニックで実践されている最新のアンチエイジング医療の情報を発信していただく。
更には、今回、自由診療で迷う医師には必見の、自由診療を行なう上での法律的な根拠、つまり東京地裁の混合診療判決の法的解釈や、物販や附帯業務、医療の非営利原則のウソについて、専門家に解説してもらい、自由診療を広げるためのノウハウを提供する。
この第6回国際臨床抗老化医学会議・展示は、これまで、実践のアンチエイジング医療にこだわってきた、JSCAM日本臨床抗老化医学会による、アンチエイジング医療をビジネスとして成立させるための国際会議・展示となる。
どれほど良い医療であろうとも、医療消費者に届かなければ意味がない。医療消費者に継続して良い医療を提供するためには、ビジネスとして持続可能な仕組みが必要だ。
これまで、国による“健康保険”というシステムに頼りきってきた医療制度は、すでに崩壊を迎えている。世界有数の長寿国家であり、一方で世界有数の超高齢化社会となる日本には、積極的な予防医学であり、集学的な治療医療であるアンチエイジング医療は、厚生労働省の推進する、総合的なかかりつけ医や家庭医として、最適な医療提供者となりうるポテンシャルがある。
医療機関が非営利原則に縛られ、ビジネスから眼をそむけ続けていれば、日本の医療の崩壊は更に進む。今回の第6回国際臨床抗老化医学会議・展示は、これをブレイクスルーするための場として、実行委員長 平良MDのもと、事務局では位置づけている。


その端的な例の一つが、海外講演者の顔ぶれである。今回、お隣の韓国からの講演者もいる。これは美容医療の先進国として、同じアジア系の人種に対する先進的な美容医療を講演してもらうと共に、医療ビジネス先進国として、彼の地で成功を納めている医師の、診療スタイルやノウハウをまなんでもらうためのもの。
沖縄で成功する実行委員長 平良MDの診療スタイルが、日本の地方都市で成功する可能性を秘めているのと同様に、厳しい消費者の眼にさらされ、多くのライバルの中で切磋琢磨する韓国の美容医療は、同じアジア系の人種である日本の医療消費者に対しても、必ずや受け入れられるものといえる。
遺伝的や文化的に隔たりのある、米国や欧州の医療だけでなく、韓国の技術や医療スタンスの方が、実際の臨床に応用可能なノウハウが多いと事務局では見ている。
米国における、民間保険による自己責任の医療におけるアンチエイジング医療、欧州の伝統的な補完代替医療までもを保険医療とする医療システムに根ざすアンチエイジング医療、同じアンチエイジング医療においても、社会的や歴史的な背景は、大きく違う。
その一方で、長く医療は“健康保険”によるものという歴史的な背景のある日本。実はお隣の韓国も、同様に国民健康保険が存在し、ケガや疾病については、健康保険が適用されているのである。
さらには日本よりもサプリメントの規制が厳しい国として知られている。
しかしながら、自由診療の規模は、おそらく日本よりも多い。国民性の違いと片付けるのは簡単だが、少なくとも欧米よりも、国民性も医療制度も日本人に近いのではないだろうか。
そして何より、韓国医師にとって、日本人医師は、ライバルではないのだ。美容ストリートとして、美容外科クリニックが軒を連ねている韓国では、ノウハウの流出に敏感だが、日本のクリニックはライバルとはならないため、自信の
ノウハウやテクニックを幅広く普及したいと考えている。
それはなぜか?韓国と同じ医療が広く日本に浸透することで、韓国で使用する消耗品や機器の大量生産が可能となり、コストを下げることができるからだ。そのため、積極的に自らのアンチエイジング医療の良さをアピールし、1人でも多くの日本人医師にそれを実行して欲しいと考えている。
(会期前日の10月21日・会期初日の10月22日二日間にわたって、Dr Wooによるスレッド・リフト術の講習会も開催される。詳しくは本号5面及び折込ビラを参照)
日本のアンチエイジング医療を持続可能なビジネスとするためには、お隣韓国の自由診療に対するノウハウは、必要不可欠なものと、NPO法人 日本臨床抗老化医学会では捉えている。
出展内容や大まかなプログラム、会場の概要については、本紙折込の第6回国際臨床抗老化医学会議・展示のパンフレットを参考として欲しい。




(JHM78号より)
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