アンチエイジング美容医療業界における、
JAAS厳選のスペシャリスト達を取材・レポートしていきます。
センスとカリスマ性で全国から滋賀県にファンを集客
麗ビューティー皮フ科クリニック
【ドクタープロフィール】
麗ビューティー皮フ科クリニック
居原田麗 院長
国立滋賀医科大学卒業。美容クリニック等で技術研鑽後、2011年麗ビューティー皮フ科クリニック開院。
【所属学会】
日本美容皮膚科学会、日本美容外科学会、日本形成外科学会、日本アンチエイジング外科・美容再生研究会、日本東洋医学会、日本美容医療研究会、日本眼形成再建外科学会、
日本医学脱毛学会、
高濃度ビタミンC点滴療法認定医、日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医、JHSTA(日本ホットストーンセラピー協会)アドバイザー
麗ビューティー皮フ科クリニック滋賀県草津市
住所 |
滋賀県草津市西大路町4-32 クサツ エストピア ホテル 1F |
アクセス |
JR東海道本線 草津線 草津駅 西口下車
ロータリーより「びわこ通り」徒歩3分 |
電話番号 |
077-569-5509 |
診療時間 |
10:00~19:00*完全予約制* |
定休日 |
年中無休 |
URL |
http://www.rei-beauty.com |
JAAS講習会等で技術研鑽を積み上げ、オリジナルの治療法を開発
技術力と併せブログでの積極的な情報発信でアクセスは1日1万件以上!
そのスキルとカリスマ性から全国から多数のファンの集客に成功
麗ビューティー皮フ科クリニックは、琵琶湖や豊かな自然に囲まれた滋賀県草津市の中心部にある。草津市は琵琶湖南部エリアの中核都市として栄えてきた歴史ある街で、京都駅から快速で20分程度とアクセスも悪くはない。とはいえ、中心部から少し離れたエリアであることには変わりはなく、一般的に考えれば京都、大阪など大都市の美容クリニックに患者は流れると思いがちだ。
しかし麗ビューティー皮フ科クリニックは違う。全く逆の発想で、近隣エリアだけではなく京都、大阪、兵庫はもちろん、北陸、東海など幅広いエリアからの集患に成功しており、患者は次の新しい治療を受けるべく、草津市へと何度も足繁く通っているという。
今回は同クリニック院長の居原田麗先生に、地方都市にありながらも幅広いエリアから新患を集めリピート化させている秘訣について話を伺った。
幅広いメニューで患者の悩みをトータルでサポート
麗ビューティー皮フ科クリニックは、草津駅からほど近いホテルに併設するメディカルモールの中にある。メディカルモール内で唯一2フロアを借り切っており、100坪以上ある院内はとても高級感のある内装で、そこが滋賀県であることを一瞬忘れてしまいそうな錯覚にさえなる。さらに、広い待合室に置いてある診療メニュー一覧表を手に取ってみると、その治療一覧の充実度に初めて来た患者はきっと驚くのではないだろうか。
目元や鼻、輪郭、注入・リフトなど顔の治療で40種類程度、しみ、ニキビ治療などスキンケア治療で60種類以上、さらに痩身、豊胸、プチ整形などで50種類ほどの診療メニューに、10ブランド以上のドクターズコスメを取り扱うなど、都内でもこれほどまでに充実したメニューを展開している美容クリニックはそれほどないのではと思うほどの豊富なラインナップだ。
「患者さんにベストな治療を提案したいので、新しい治療法は積極的に取り入れています。」と話す院長の居原田氏は、常に最新の治療法やエビデンスが出た機器や商品に目を向けており、効果を実感できるものはどんどん取り入れている。もちろん、治療結果やエビデンスに納得ができないものは一切導入はしない。院長自ら、そしてスタッフ同士でも試してみて、「よい」と感じたものを患者にも提供するというスタンスで導入可否を決めているため、美容へ対するアンテナが高い患者からも「麗ビューティー皮フ科クリニックに行けば、効果がある最新の美容医療を体験することができる」と口コミで評判を呼んでおり、幅広い地域から新患の獲得へと繋がっているという。
切らない眼瞼下垂治療と最新の埋没法
数ある治療メニューの中でも同クリニックで人気なのは、トライビーム、ジェンテクニック、スマートサイドスクエア、イントラジェンなど最新レーザーによるスキンケア治療やヒアルロン酸、ボトックスなどの注入はもちろん臍帯血幹細胞やヒト骨髄幹細胞によるアンチエイジング治療など様々だ。
また美容皮膚科メニューだけではなく、二重整形や経結膜脱脂、眼瞼下垂等の目元の治療、さらに乳頭陥没、乳頭縮小などのバスト治療、モナリザタッチによる膣のアンチエイジング、小陰唇縮小術などのデリケートゾーン治療、リポセルやウルティマアンサンブルなどの痩身治療なども人気で全国から相談が来ている。
中でも開院当初から症例数を積み重ねている二重整形や眼瞼下垂治療においては、術式に改良を重ね続けた結果、現在は「腫れが少なく戻りにくい埋没法」と「切らない眼瞼下垂」の需要が高いという。
「腫れが少なく戻りにくい埋没法」は、糸の通し方などに独自の工夫をすることでより強度の高い二重ラインにすることができ、万が一3年以内に戻ってしまった場合は無料で修正をするという3年保証もつけている。また「切らない眼瞼下垂」では、通常の手術のように切開を行わず、結膜側から糸によって改善させるという埋没法を応用した術式だ。ダウンタイムを少なくしたい場合や軽度のたるみに特に効果的で、現在は40代、50代を中心に全国から問い合わせが来ているという。
JAASライブ講習を通して技術研鑽し、オリジナル治療法を開発
大人気の「戻りにくい埋没法」や「切らない眼瞼下垂」だが、実はこの術式のアイデアは、JAAS日本アンチエイジング外科学会が開催しているライブ講習を通して学んだと話す。JAASでは6年ほど前から若手医師向けに二重形成、眼瞼下垂術のライブ講習やスレッドリフト術、豊胸術、さらに水素療法やホルモン療法など幅広いスキルを身に着けることができる講義を行っているが、居原田氏は講座開講当初からに積極的に参加し、多数の症例数を誇る講師の池田医師、山本医師などから直接指導を受けたことで、オリジナルの治療法の導入に成功し集患へ結びつけることに成功した。
当初は受講生として参加していた居原田氏だが、その後5年以上に渡り技術研鑽を積んだ結果、現在はJAAS認定医として活躍している。今後は講師として若手医師に技術指導していく予定だ。
ブログ等を活用した集患対策
居原田氏は集患方法はオリジナルの治療メニューだけではない。ほぼ毎日更新している院長ブログでは、医師・美容の専門家としてはもちろん、女性として、そして三児の母として様々な情報や想いを綴っている。クリニック立ち上げ前の2010年2月から続けているブログ運営はすでに6年目に突入しており、1日1万PV以上のアクセスを誇る人気ブログに成長している。患者はもちろん、美容に敏感な女性など様々な読者が記事をチェックしているという。実際に、新商品や機器を導入した際にブログでお知らせの記事をアップするとすぐにクリニックに問い合わせが来る他、運営しているオンラインショップ経由でも商品があっという間に売れていくという。その反響はとても大きく、オンラインショップでは毎月、一般的な保険診療を行っている病院の診療収入程度の反響が来ているという。
華やかなイメージが大きい居原田氏だが、毎日100人弱の診療をこなしつつ、休診日には最新の美容医療情報を得るために様々な勉強会や講習会に積極的に参加し、また治療に関連する技術や資格取得のための勉強を行うなど多忙な毎日を送っている。プライベートでは二児の母であると思えない行動力だが、これらは全て「患者に対して納得できる治療をお勧めしたい」という強い意志があるからこそ成し得ているのではないだろうか。
さらに、学んだ新しい知識や技術をブログを通してどんどん情報発信をすることで、滋賀県にありながらも全国から予約が殺到する美容クリニックへと成長していった。
これからのクリニックは場所や立地で勝てる時代ではない。患者に対し常に最新情報を提供したいという強い想いがあるからこそ、日々の診療に流されず、先を見通すセンスとカリスマ性を持ちえた経営者になりえたのだろう。
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居原田氏のブログはこちら