[JHM] 21世紀 医療革命の旗手たち③
[ 2008/4/9 ]
ノーニードルメソと自己血小板注入療法に独自性
形成外科やレーザー療法の専門家でもある久保田MD、美容としてのアンチエイジングに興味をもったきっかけは「見た目だけでなく、心身ともにはつらつと生活するために、どうしたら良いのかを考えました。」28年の経験を持ち、外科手術やレーザー療法に早くから取り組み、多数行なってきた専門家からの言葉として考えると、重い。
とはいえ様々な美容医療を提供してきた久保田MD、最近注目している美容医療について質問してみるとノーニードルメソに注目しているという。
「メソセラピーについては、使用する薬剤の不明瞭さなどもあって、懐疑的に見ていました。部分的な痩身の施術であれば、脂肪吸引やレーザー、ウルトラシェイプや、EMSなど既に結果のでる方法を導入していましたので、必要性も感じませんでした。」と、メソセラピーには一定の距離を置いていた久保田MD。ではノーニードルメソにはなぜ?
「電子で角質などの細胞に空隙をあけ、薬剤などを導入するエレクトロポレーションには興味はあったのだが、単独の施術では疑問を感じていました。しかし、EMSやLLLTが内蔵されている機種があることを知り、当院で単独でも効果が確認されているEMSやLLLTとの複合機であれば、と導入に至りました。」という。
説明するまでも無いが、エレクトロポレーションは、イオン導入の約500倍の浸透率ともいわれる、注目のドラッグデリバリーシステム(DDS)、遺伝子治療や皮膚がんの治療法を美容に転化したもの。
(JHM 第72号より)