Newsフラッシュ②
[ 2008/2/12 ]
白血球の型を越え、移植に成功
米マサチューセッツ総合病院などのチームが、白血球の型が完全には一致していない家族間での生体腎移植に成功したことを、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。
この方法は患者に、腎臓の提供者の骨髄を腎臓とともに移植し、拒絶反応を抑えるというもの。白血球を造る骨髄を同時に移植することで、患者と臓器提供者の造血幹細胞が共存し、移植された臓器に対する拒絶反応が起きないのだという。
(JHM 第71号より)