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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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JHMトピックス③

[ 2008/1/29 ]

先だって京都にて行なわれた第7回抗加齢医学会総会でもポスターセッションを行なうなど、エビデンスの取得も積極的に行い、発表している。
 その内容だが、アンチエイジング医として著明な米井嘉一MDのもと、健常者23名に2週間、1日1000mlのメダリストを飲用し、飲用前後での検査結果である。
 基本測定、血液検査、ホルモン検査、抗酸化検査、抗加齢QOL問診票について、数値の変化を調べたのだが、様々な効果が確認された。
 基本測定では体脂肪率の減少が顕著に表れた。2週間で平均で1.4%も減少していたのだという。
 ホルモン検査では、インスリンの値が平均7.65μU/mlが6.61へと減少、脂質検査では総コレステロール値が平均216.2mg/dlが201.1へと減少し、LDLコレステロール値も128.8から116.6へと減少した。
 酸化ストレス度検査では、8-OHdG生成速度が11.3ng/kg/hrが8.3へと減少し、酸化ストレス度の減少が確認されている。さらに血中乳酸値も9.77mg/dlが7.50へと23%強も減少しており、疲労具合の指数として乳酸値は扱われることが多いため、抗疲労効果の結果も出たのである。
 QOL問診票では身体面の訴えや心の症状に対する質問に、5段階評価で回答する形式になっているが、今回の検査では、「腰痛」「目のかすみ」「いらいらする」「怒りっぽい」「自信を失った」といった項目で良好な改善結果が確認された。
これら多くの有用なデータは、先述したが、たった2週間の飲用で現れた結果である。多くの健康食品やサプリメントなどの評価試験では、最低でも1ヶ月は飲用することが多い。そこには食品であるが故のゆっくりとした効果の表れというものを期待し行なわれるのである。
しかしながら、同製品は1ヶ月の半分の期間である2週間で有意差のある結果を導き出したことからも、アンチエイジング医療の入門・実践を考えるドクターにとって有意義なサプリメントではなかろうか。

 

 

(JHM 第70号より)

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