本格始動するアンチエイジング 新しい検査診断とサプリメント
先日、TBS「報道特集」内でアンチエイジング医療特集が放映された。
報道特集という番組は、TBS系列で毎週日曜に放映されている報道番組であり、巷で話題となっていることを1時間の枠の中で2本放映する形となっている。先日放映されたアンチエイジング特集では、「アンチエイジング=美容なのか?」という問いかけからスタートする。
先ず一人の女性が新宿にあるクリニックにアンチエイジング診療を受診、レーザー治療など所謂、美容や表面的な若返りを目的とした治療だ。ここでナレーションが入る。アンチエイジングは美容?と。
それに対し、場面が変わりJSCAM理事長の松山 淳MDへのインタビューに移る。
このインタビューで松山MDは「アンチエイジング医療は、何も従来医療と切り離した全く新しい診療ではなく、アプローチの仕方が違うだけです。つまり、抗老化医療とは、あくまで積極的予防医学であるということです。だからこそ、トータルに人間の身体、心をケアしていかなければならないわけで、外科的、内科的あるいは精神的な面から人体にアプローチをしながら、総合的にバランシングしていくことなのです」と回答。
では美容以外のアンチエイジング医療とは何なのか?ということで具体的な診療が紹介されていく。
松山MDのインタビュー後は美容だけでないアンチエイジング医療をテーマとし、都内のThe Clinic 東京、銀座オクトクリニックそしてご機嫌クリニックの3施設でのアンチエイジング診療の模様が放映された。松山MDが顧問をするThe Clinic東京では、内科、美容皮膚科、運動療法などトータルなアンチエイジング診療を紹介、点滴療法を受けている医療消費者のインタビューも交え、体の中からのアンチエイジング療法について報道された。
(JHM 第70号より)