水素点滴(DR平畑塾ライブ講習)で医師ら体感平畑塾の第1回ライブ講習会が開催された。 JAASアカデミーではDR平畑による「第2回アンチエイジング内科塾」を春をメドに開催する予定だ。ぜひご期待願いたい。 |
平畑塾の第1回ライブ講習会が開催された。
参加医師11名(当初募集人員15名であったが水素点滴トレーニング上、資材・機材の確保のため11名定員に)が集って開催された同ライブ講習会では、プログラムの最終枠で受講医師全員が水素点滴を体感した。「論より証拠」…他に類のない強力な抗酸化活性をもつ水素点滴ならではの実感をドクターたちは得たようだ。
講習会ではまず、クリニック内に「がん遺伝子診断・治療」の併設ラボをもつUDXヒラハタクリニック研究施設のアフラズ博士からがん遺伝子診断について概説されるが、市場に散見される安易な遺伝子検査キットなどと何がどう違うのかが冒頭投げかけられた。
同施設の診断では、PET,CTなどでも見つけることのできない直径5㎜未満の初期がんを、その存在と部位まで詳細に推定し、その後の3~5年間の各種がんの発症リスクも診断してしまう。この診断法こそ、同研究所そして診断法のスペシャリスト・アフラズ博士がいてこそできるマルチプレックスPCR法によるDND診断技術で、120種類のがん関連遺伝子の異常を検知できる。
検査の内容は、フリーDNA濃度、フリーDNA断片長分析、がん抑制遺伝子プロモーターのメチル化測定、がん関連遺伝子の突然変異、メッセンジャーRNDの量的発現の程度などが行われるという。また遺伝子マーカーによってシークエンス検査、MSP PCR検査、リアルタイムPCR検査とその診断方法も使い分けていく。
診断の基礎に続き、次に平畑 徹幸指導医から臨床への応用とその症例について述べられたが、GeneExamination Listの127項目が受講者への配布資料と共にスライドで説明された。
「精密な遺伝子診断がいかに必要かは、たとえば53番のVEGF-Aが陽性の場合、分子標的療法の有効性はない。またアンチエイジング療法の花形と言われてきたホルモン補充療法もしかり。遺伝子検査をした上で実施しないと、かえって治療に弊害が出る」
ヒラハタクリニックではホルモン補充療法を実施する患者もおり、必ず遺伝子診断を受けることを義務付けている。そして補充療法へと向かうが、その後年一回は診断をしてもらうという。患者の中には、がん予防のためにリスク要因となった遺伝子マーカーに対して、がん抑制遺伝子を入れた培養細胞を使って遺伝子治療を受けるケースも少なくない。強力な殺傷能力をもつ遺伝子を入れたNK細胞、がん原遺伝子を導入した樹状ワクチン細胞、がん抑制遺伝子であるP53,サイトカイン遺伝子治療など、その培養や遺伝子導入の種類、手法は多岐に及ぶ。とりわけ安全で有効性の高いがん抑制遺伝子P53による治療では、がん細胞が正常化あるいはアポトーシスを起し、消失してしまう症例もめずらしくない。
スライドでは食堂がん、肺がんなどに対する遺伝子治療の症例を供覧した。
休憩をはさみ、ラボ施設の見学が行われその後、水素点滴の講義と体感トレーニングに移った。
講義で平畑医師は「多くの抗酸化物質と違い、水素は細胞内膜とミトコンドリア内に入り作用機序をもつ両親媒性の性質をもつ強力な抗酸化元素で、分子量も小さい。そのための電子ビームのように瞬時に体の隅々まで行き渡る」と力説した。
点滴を受ける前に、受講者らは看護師が準備、処方する水素点滴の作り方を真剣に供覧した。ヒラハタクリニックでは独自の水素製造法で患者に対して点滴治療を行うが、水道水を用いて水素製剤により水素を発生させ点滴パックに流入させても構わないことも説明された。
ポイントはいかに水素を溶存、吸蔵するかだが、講習会の性格上詳しい内容は控えさせていただく。
全員が2班に分かれ水素点滴を実体感したが、点滴を終えての自覚症状はそれぞれの体調などさまざまな要因に追うところが大きい。
変化があらわれた医師、そうでない医師に分かれたが、ほぼ全員から水素製剤の供給について質問、要望が出たことは想像にかたくない。
JAASアカデミーではDR平畑による「第2回アンチエイジング内科塾」を春をメドに開催する予定だ。ぜひご期待願いたい。