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シミ、しわ改善、驚異の水素美容クリーム

[ 2015/3/24 ]

周知のとおり、世の水素ブームのきっかけとなったのは2007年米医学雑誌「Nature Medicine」に掲載された水素の有用性についての論文である。論文掲載の主はもちろん日本医科大学の太田教授であることはいうまでもない。いま「水素」の活用は健康、美容、医療に留まらない。次世代のエコカー燃料として自動車産業の新たな歴史を刻むキーワードともなっている。健康、美容関連で200億円市場にまで急成長し続ける「水素」に最近、また画期的な製造技術を利用した商品が上梓された。美容クリームである。



 臨床トライアルに協力した担当医の中間 健医師が驚きを隠せない。一か月のクリーム塗布で多くの被験者のシミ、クスミが消えていく。中には1週間ほどで明らかに美白効果があらわれたモニターもいたという。

 そのクリームこそ、「IASO H」である。
 美容分野では老化やシミ、しわの要因となるのが酸化反応であることはいうまでもないが、美容成分で使われる物質にはこの酸化を抑える抗酸化作用をもつものと、酸化した物質を還元するものがある。ビタミン、ハイドロキノンなどは代表的な美容成分として知られる。
 一方「水素」は自然界に存在する優れた還元分子であることはすでに医学分野でも次々に立証されてきた。しかし分子量が小さい水素は水に混入させてもすぐに気化してしまい持続的な作用が難しいとされている。
 市場に流通する「水素商品」にはこうした水素の有効性を継続的にもたらすものは少ない。つまり、こうした問題を解決さえできれば「水素」はシミ、シワなどに対抗できる強力な美容成分となりうるはずだ。
 その課題をブレイクスルーして製造、製品化されたのが「IASO H」といっていい。
 皮膚に塗布する際の溶存水素発生量は、公的機関での測定で常に1ppmを超え、8時間以上持続することも研究で確認されているという。水素発生のメカニズムは独自開発のクリームに使う還元パウダーが肌の水分と反応するというもの。
 ではなぜ?そうした水素クリームが製造できたのか。
製法は特許出願を終えておることから、簡単に明らかにしたい。

○発明名称
還元パウダー微粉末を含有する水素クリーム製造方法

○趣旨
本発明は還元作用を有する微粉末より成る還元パウダーをクリームに含有させることで、当該還元パウダー中に部分酸化したマグネシウム(Mg‐MgO)と水分が接触して水素を発生させ、還元機能をもったクリームにすることができる還元パウダー微粉末を含有する水素クリームの製造方法。
一般的にクリームに水素を含有することができれば、水素の還元作用とクリームの相乗効果により皮膚に生成した活性酸素を分解でき、シミやくすみ、しわなどの予防、低減、改善などの皮膚の若返り、柔軟性および血行促進などによる美容効果が期待できる。そのためにマグネシウムと水分との反応時間を長くして、水素の発生をマイルドにかつ長時間にわたって持続できるようにすることができる。
 たった15gのクリームチューブにこの画期的な水素発生の仕組みが隠され、紫外線などで炎症を起こし有害活性酸素によってシミ、しわができるものを、この水素によって還元してしまう。

 とはいえ美容クリニックでこのクリームを院内販売するには、レーザーやピーリングなどの医療行為の「邪魔」になるのではと危惧される先生方もいるはずだ。確かに老人性色素班などはほぼ100%、医療処置で完治できる。しかし、多くのシミでは、シミ治療に熟知したドクターならいざ知らず、シミの深さなどによってレーザー機器、ピーリングなどの処置で完全に治せるケースは少ないといわれる。
 医療での治療を続ける過程で、併用した外用剤としてホームケア向けに患者に対して提案できる製品の位置づけと考えれば充分に取扱いの可能性は高い。
「IASO H」は、クリニック限定発売となるが、その販売窓口はセレッソが担うことになる。希望するクリニックにはサンプル提供も受けるという。

 本稿について関心、興味のある読者は、編集部あてメールにてご連絡ください。
 なお、ご希望であれば特許出願の製法の資料をお送りします(ただし競合他社による情報収集のためのご質問、資料提供にはお応えできません)。

(JHM125号より)

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