JAASアカデミー
TEL
お問い合わせ
一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

JAASアカデミー

一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

TEL

お問い合わせ

医学会史上初!「アンチエイジング企画展示・フォーラム」

[ 2007/8/6 ]
 

推定33万人集う 第27回日本医学会総会(331日〜48日・大阪)で

 

JSCAMも協賛、「若返り社会」テーマに、3人の医師らが講演(参加・無料開放)

 

予防医療を担う健康産業メーカー出展

 

 

来たる331日(土)〜48日(日)の1週間にわたって、〃生命と医療の原点—いのち・ひと・夢〃をテーマにした、EXPO 200727回日本医学会総会が大阪で開かれます。4年に一度開催する日本医学界の"オリンピック"ともいえる、今回の大阪大会では、100年を超える歴史上、初めて「アンチエイジング企画展示・フォーラム」が医療関係者だけではなく、一般参加者にも開放されることになった。来場はすべて無料で、医療従事者はもちろん、製薬、機器、健康・美容関連に携わる人たち3万人、一般参加者30万人のあわせて33万人が大挙して、大阪に集まる一大イベントとなっている。企画展示ホールには、若返り・アンチエイジングをテーマにした出品物が数多く出揃い、また同時進行で行われる協賛ステージプログラムでも最新の話題が、著名人などから投げかけられるのである。医療従事者や健康産業に携わる人たちには、今後のアンチエイジングを見据えることのできるイベントであろう。医学会総会の歴史上初であるアンチエイジングについて、見所を紹介する。

 

 

 話題を集める「アンチエイジング企画ホール」(ツイン21アトリウム・多目的ステージ)には、「目」「毛髪」「皮膚」「血管」「骨」「脳」など、からだの各部位とエイジング(加齢)の仕組みをテーマにしつつ、脳年齢テスト、骨密度、血管年齢、体力年齢などの測定機器などが並ぶ。さらに、若返りに向けた美容、健康製品や施術、さらには「こころ」のリフレッシュ、リラクゼーションや笑いの効用を出す機器、住環境、インテリアなどユニークな企画コーナーが会場に設置されることになる。

 ではなぜ医学会の主流に、こうしたアンチエイジング医療(抗老化医療)をテーマとした企画が盛り込まれたのか?

今回の企画を統括するプロジェクトリーダー・森 啓 大阪市立大大学院教授(医学研究科・老年医学)は「医学部で教育するものにとって、老化は重要な視点であっても、アンチエイジング(抗老化)はそれほど身近なテーマではありませんでした。しかし、最近、社会にとって大きな関心事となり、医療現場を支える医療人の立場としても生死や疾患について、よりよいアンチエイジング医療・医学を考えることが大切だと思います。こうしたことから、この医学会総会で一般参加者の方々を交え共に考えていければと、企画を実効することになったわけです」

このような森教授の思いから、この企画には賛同する団体、医学会もあらわれ、その中のひとつがNPO法人 日本臨床抗老化老化医学会(JSCAM)である。

JSCAMは、美容皮膚、産婦人科、形成外科、内科、歯科などアンチエイジング診療をめざすドクターはもちろん、看護師、薬剤士に加え最近では、クリニカルエステ施設や一部サロンのエステティシャンも登録会員になり始めた現場主義を標ぼうする、トータル・アンチエイジング医療、施術を学ぶ医学団体である。

この企画展示と協賛ステージプログラムに参加をした医学会JSCAMをはじめ、メディカルトリニティー、川井ナチュラルヘルスアンチエイジングコンサルタンツ、サイエンスサプリ、ピーエス、レーベン製薬、SSI、科薬、ビービーラボラトリーズ、リヴェール、サンレックなどの出展社をまとめ、「JSCAMアンチエイジング・ゾーン」を会場で演出している。

 また、公開ステージプログラム(無料)の中では、43日(火)午後2時〜6時の時間帯で、JSCAM協賛の「臨床アンチエイジングと若返り社会をめざして」をテーマに、「臨床アンチエイジング学の実際」(JSCAM理事長 松山 淳医師)、「環境と自律神経制御:アロマ精油、食品や音楽とアンチメタボエージング」(大阪大学名誉教授 永井 克也博士)、「効果的なアンチエイジングの対処法」(㈱SAWAKO 日比野 佐和子医師)の3題が講演される。最新アンチエイジングの実際がわかるはずなので、ぜひ、お聞き漏れのないよう、展示ホールと共に足を運んで、アンチエイジングを学ぶ絶好の機会となるだろう。

 600名を超える登録会員をもつJSCAMでは、このステージプログラムを、「認定医」(医師、歯科医師)「実践指導士」(その他の資格者・エステティシャンも該当)資格のためのカリキュラムのひとつとして捉え、受講費を免除してなおかつ、受講単位1単位を授与することが決定している。

 非会員の方も、これを機会にぜひ入会(同時入会でも可能)し、実践的なアンチエイジング診療・施術・知識を学ぶ場として活用してみてはどうだろうか。

 

 

 

 

発酵古代米+αの「オリザールRV

 

マクロファージ免疫賦活活性やNK細胞活性化のEBM

 

生活習慣病予防の一助に

 

今回、NPO日本臨床抗老化医学会(JSCAM)のアンチエイジングゾーンの一つとして出展するリヴェールでは、「発酵古代米 オリザールRV」を展示する。

 このオリザールは、本紙前号のトップインタビューでもお伝えした、オリジン生化学の前田 浩明先生と弘前大学との産学連携の協同研究により産まれた商品である発酵古代米がベースとなっている。

 発酵古代米は、紫黒米を原料とし、古来中国では「薬米」として利用されており、当時の人は紫黒米を玄米のままで食し、消化器や腸内細菌で有効な成分として分解できる身体能力を有していたのだという。しかし、現代人は精製された白米を食べているため、紫黒米の玄米を食べても薬米としての働きが期待できず、有効成分を利用できる形に加工する必要があった。

 そこで、先述した産学連携により、酵素処理と発酵の組み合わせによって、有効成分を利用するという問題が解決し、新規機能性素材として「発酵古代米」として商品化に成功したのである。

 古代米は白米に比べ糠の部分の割合が多く、その糠の部分に機能性成分が存在している。糠の部分を発酵させることで、アントシアニン、GABA、へミセルロースオリゴ糖(オリザロース=糖鎖アラビノキシランオリゴ糖)などが生成される。

 発酵古代米の機能性成分に着目してみると、アントシアニンには抗酸化作用、血流増加作用、毛細血管保護作用などがあり、GABAには抗不安作用、血圧降下作用がある。オリザロースは古代米の発酵過程で種皮の部分が酵素分解されることで生成されたオリゴ糖であると先述したが、ガラクトース、アラビノース、キシロース、マンノースなどから構成されるヘテログリカンで複雑な構成となっていることから、他のオリゴ糖と比べても強い活性を有しているのだという。そしてオリザロースの作用としては、ビフィズス菌増殖促進作用、血清コレステロール・血糖改善作用、免疫機能増強作用、抗酸化作用などがある。オリザロース・アントシアニン・GABA3つの作用がトライアングルで係わり合い、相乗効果を生み出している。

 オリザールはこれら発酵古代米の作用に、イソフラボン、ビタミンEを加えることで更なる相乗効果を狙って生み出された製品。今後確実に起こりうる超高齢化社会と、来年からの新健診制度で注目が集まる生活習慣病の対策として、アンチエイジングゾーンの展示にふさわしい製品である。ただし、アンチエイジングといっても、医学会総会で展示されるだけあり、EBMも充実している。

 共同開発した弘前大学では、発酵古代米の分子量や、マクロファージ免疫賦活活性を他免疫素材と比較したデータがあり、分子量は20003000ダルトンと低分子であると確認されており、マクロファージの比較では他免疫素材を圧倒した結果が出ているのである。

 弘前大学のほかにも千葉大学でのデータもあり、NK細胞の活性化が確認されている。シャーレの中にがん細胞とNK細胞を入れて培養し、4時間後のがん細胞の死滅量を計測したところ、NK細胞単体と比べ、NK細胞に発酵古代米を加えた群では2.5倍もがん細胞の死滅率が上昇したという。

 一般的に体力には栄養学的な“行動体力という運動機能”と、“防衛体力という免疫機能”の二つに分けることが出来るという。

 運動機能の低下は自覚しやすいが、免疫機能の低下は自覚しづらい。免疫機能が加齢により低下すると、生活習慣病などをはじめとする様々な疾病リスクが高まる。オリザールは免疫機能を活発にし、生活習慣病の予防や改善、血流の改善やメンタル面の安定など多くの効果が期待されているのである。

 来年度からの新健診制度を見据え、「予防医療」という名の新たなビジネスチャンスが拡大しつつある現在、日本医学会総会でもアンチエイジングが認知された。

予防という観点では、医薬よりも健康食品が果たす役割は大きく、注目も集まってきている。オリザールが持つアンチエイジングの効果は、予防医療での活用が期待でき、医師からも高い評判を得ているのだという。

尚、同社では「発酵古代米・予防医療ビジネスセミナー」を開催している。講師は開発者である前田先生であるため、中身の濃いセミナーとなっている。セミナーの日時・場所については0120-242-797まで。

 

Copyright (C) JAAS ACADEMY. All rights reserved.