美容医療 臨床Study 論文2報 オメガ3脂肪酸摂取で 豊胸の「カプセル拘縮」を回避する
[ 2021/8/17 ]
日焼けした老化皮膚を、幹細胞が若返らせる
対症療法から、アラキドン酸カスケードを制御へ
豊胸手術を受ける女性にとって、インプラント施術部周囲の「カプセル拘縮」と呼ばれる瘢痕は、治療にコストがかかり、痛みを伴う合併症である。
しかし、魚油に含まれる「オメガ3脂肪酸」の抗炎症作用は、合併症を回避するのに役立つ可能性があることを、ASPSのPlasticandReconstructiveSurgery®に掲載された研究結果が示している。
ニッツァーロ病院のジュゼッペ・ロンバルドMD・PhDとセリーナ・タンブリーノMDの研究によると、オメガ3脂肪酸を与えられたマウスは、インプラント周囲の被膜拘縮の発生数が減少したという。
出典:健康と医療0171号3面