昨年の皮膚科学会で、参加した医師らに動揺が走る発表があった。『皮膚に保湿をもたせるスキンケア化粧品とくにワセリン系基材を使ったものがかえって乾燥しやすい肌にしてしまう』、また『ステロイド軟膏の外用剤では角質水分量に関係する皮溝からの発汗がみられず保湿効果はない』とする内容だ。日常診療で皮膚科が行う従来の処方が全く覆ってしまう。そんな講演となった。こうしたなかで、天然オイルを使った商材では、保湿作用に加え、肌への浸透性も優れていることから乾燥による炎症やかゆみを抑え、何よりも皮溝からの発汗を阻害する可能性も極めて低い。天然オイルにとって、思わぬ需要が生まれているかも知れない。



別名「魔法のオイル」と呼ばれるバオバブオイルもその一つだ。アフリカに自生する巨木「バオバブ」の種子から摂ったオイルで黄色のサラッとした質感で肌への浸透も早くべタつかない。種子油は低温圧搾で搾油されるため、含まれる数種の高純度な脂肪酸やビタミン群も壊されない。
自生するアフリカでは伝承薬として長く用いられてきており、マラリアの解熱や痛み止めとして使われている。
実は、こうした有用性はすでにある商品で実証済みで、本紙でも紹介したことがあるダイエット・チョコレート『ＮＯＸ』がそれだ。含有するスーパーフルーツ原料の一つにバオバブが処方されており、記憶されている読者もいるだろう。
北欧スウェーデンはじめ欧州で呼び声の高い『ＮＯＸプレミアムオーガニックチョコレート』である。多くの臨床医らと研究に関わり科学的根拠に基づいて開発したのが北欧スウェーデンにある製薬業ＭＥＳＯ　ＰＨＡＲＭＡ社で、製品の完成に至るまで医師らとの研究プロジェクトを支えてきた同社のMadelen Domajnko薬剤師によれば「その秘訣はレシピ」にあるとして、７０％有機カカオと高い抗酸化作用を示す有機栽培のスーパーフルーツ原料を使う。その中にバオバブ原料が処方されていることは先述のとおりだ。　
そしてこのチョコのエビデンスは決して侮れない。　
Madelen女史は「このチョコは体重軽減のサポートができる」と自信をみせる。その根拠はチョコのＧＩ値が２３と５５以下に分類される低ＧＩ範囲をはるかに下回るからだ（豪州シドニー大データベースによる）。血糖値をコントロールしてその結果、食欲を抑えるダイエット食に充分代替できることになる。さらにこのチョコには驚きの抗酸化力がある。『ＮＯＸ』最大の特長といっていい。
抗酸化レベルを表すＯＲＡＣ値は『ＮＯＸ』１個（４．５g）あたり９４７２を示す。ＯＲＡＣ（活性酸素吸収能力）は、９２年に米農務省と国立老化研究所の研究者らによって見出され今、抗酸化力を測る測定法として最も信頼性が高いといわれ、抗酸化力チェックの公定法といわれている。
チョコレート『ＮＯＸプレミアムオーガニックチョコレート』につづき、バオバブの有用性を今度は美容オイル『ＮＯＸバオバブースター』として商品化したＭＥＳＯ　ＰＨＡＲＭＡ社では、引き続き日本国内の日本輸入総代理店を、ユニークに任せ昨年秋より販売を開始している。
『ＮＯＸバオバブースター』には、先述のとおり豊富な栄養、保湿力を高める成分が含有されており、オメガ３・６・９系脂肪酸としてオレイン酸、パルチミン酸、リノール酸が。そしてビタミンＡ・Ｄ・Ｅ・Ｆが含まれている。保存料や防腐剤は一切使わず無添加のうえ、無着色、無香料の美容オイルで、アトピー性皮膚炎にも有効だという。
「日本にはオーガニック化粧品の認定機関がありません」と話すユニークでは、スウェーデン発の製造だからこそ世界の主なオーガニック認証をこの美容オイルでは取得できたと強調する。
ドイツで発行されるナチュラルコスメのガイドラインＢＤＩ、フランスの国際有機認証機関ＥＣＯＣＥＲＴ（オーガニック認証の世界基準）そしてアメリカのＵＳＤＡ　ＡＲＧＡＮＩＣとすべて認証マークをとり、徹底したホンモノ志向の美容オイルを供給する。
チョコと同じように（福岡市の吉田医院で試験）に『ＮＯＸバオバブースター』もまた臨床モニター試験を実施しており、エビデンスも充実している。一部の症例写真を掲載するので参考にしていただきたい。
●ユニークではでは、美容アンチエイジングクリニック、皮膚科など関心のある施設向けにサンプル品を提供するとしており、希望の方は０３-５７６８-７９７７までお問い合わせ願いたい。