術者と参加医師がシリコン作成で比較検証
[ 2016/11/29 ]
JAASアカデミーで好評を得て続けてきた「山本美容整形塾」の6期目第3回が先ごろ開催された。「鼻形成術」として、小鼻縮小術・鼻尖軟骨縫縮術の複合症例、シリコン鼻隆鼻術、鼻尖軟骨縫縮術の3症例を供覧した。3回目も「派閥」「学閥」にこだわることなく第一線の複数の講師、ゲストを迎え特別講師にアネシス美容クリニック 水野 力医師、ゲストに水谷 和則医師(銀座みゆき通り美容外科)、池田 欣生医師(東京皮膚科・形成外科)、が顔を揃えた。また、午前中の症例検討会さらには午後からのライブ供覧中にも沼田法律事務所の沼田 美穂弁護士が終日待機いただき、参加医師らからの法律相談を受けてもらう演出がされた。参加者は第1、2回同様、定員枠に迫り講師、ゲストを加えて20名を超えた。いつものように手術室に設置した2台のモニターが用意され、直視組と接写の映像を供覧するグループに分かれながらライブ進行を交互に観察した。
今回は、『鼻形成術』の中で、日常診療で遭遇する頻度の高いものを合わせて供覧することを主目的とした。 シリコン(プロテーゼ)隆鼻術が一般的であるが、小鼻手術、鼻尖形成等の需要も多い。また、これらを複合的に手術できることは、担当医にとっても患者にとっても有益であることは疑う余地のないところである。 これらは、一見すると、初心者向けメニューのようであるが、ある程度症例を経験した医師にとっても他医の手術を見ることは非常に意義深いことであろう。
午前中は、アネシス美容クリニックの水野 力医師に自家組織による鼻形成術についての講演をしていただいた。水野医師を知らいないものはいないほど著名な美容外科医であるが、同氏の講演内容もさることながら、気さくな人柄に驚かれた先生方も多いようであった。また、終始『実践的』な内容の質問が飛び交いながらの進行には、会場全員が楽しみながら勉強をしていくという本会特有の雰囲気であった(講義内容の詳細は日化させていただく)。
水野医師の講演に引き続き沼田法律事務所の沼田 美穂弁護士の講演もあったが、あまりに現実的かつ具体的な内容に驚かれた方も多かったのではないだろうか。
昼食をはさんで、3症例の供覧となった。1症例目は、小鼻縮小術、鼻尖軟骨縫縮術の複合症例であった。いつものごとく、詳細な解説を加えながらの山本医師の手術には、教え方としての定評もあるが、デザインをいかにするのか、何をメルクマールにすべきなのか等詳細な部分にいたるまで解説されていたことは特筆すべきことであろう。
今回は、コメンテーターとして、スパクリニック 鈴木 芳郎医師、銀座みゆき通り美容外科の水谷 和則医師、東京皮膚科形成外科(JAAS理事長)の池田 欣生医師をお迎えしたが、デザインから手術にいたるまで様々なコメントを頂くことができたのは、さらなる付加価値となったのではないだろうか。 2症例目は、シリコン隆鼻術であったが、どのようにシリコンを選定するかという点から始まり、またそのシリコンをどのように患者にフィッテングしていくのかという点にまで言及され、鈴木医師のちょっとしたコメントが参考になった先生も多かったのではないだろうか。
さらに、会場から参加医師を募り、実際にシリコンを削ってもらい、山本医師が作成したものと比較検証するという『実践』を意識した運びは、他の会には類を見ないライブ授業であった。 3症例目は、鼻尖軟骨縫縮術であったが、1症例目の復習も兼ねながら、どのように手術を進めれば『明日からできるのか』という点に配慮されながら進行していくことは驚きであった。
3症例とも進行中は、水野医師をはじめ、コメンテーターの先生方からも活発なご意見を頂くことが出来、また手術中に沼田弁護士に個人的に法律相談をされている先生方がいたりと各々の有意義な時間を同じ空間で共有していたようだった。
講習会終了後の企業からのデモ実演(12面に紹介したシンデレラクルーム)も予想外の盛り上がりを見せ、サークル活動の終了時のような集合写真を撮影後お開きとなった。
懇親会も、いつものごとく盛り上がりを見せ、学会との違いを体感する時間であった。
今回は、『鼻形成術』の中で、日常診療で遭遇する頻度の高いものを合わせて供覧することを主目的とした。 シリコン(プロテーゼ)隆鼻術が一般的であるが、小鼻手術、鼻尖形成等の需要も多い。また、これらを複合的に手術できることは、担当医にとっても患者にとっても有益であることは疑う余地のないところである。 これらは、一見すると、初心者向けメニューのようであるが、ある程度症例を経験した医師にとっても他医の手術を見ることは非常に意義深いことであろう。
午前中は、アネシス美容クリニックの水野 力医師に自家組織による鼻形成術についての講演をしていただいた。水野医師を知らいないものはいないほど著名な美容外科医であるが、同氏の講演内容もさることながら、気さくな人柄に驚かれた先生方も多いようであった。また、終始『実践的』な内容の質問が飛び交いながらの進行には、会場全員が楽しみながら勉強をしていくという本会特有の雰囲気であった(講義内容の詳細は日化させていただく)。
水野医師の講演に引き続き沼田法律事務所の沼田 美穂弁護士の講演もあったが、あまりに現実的かつ具体的な内容に驚かれた方も多かったのではないだろうか。
昼食をはさんで、3症例の供覧となった。1症例目は、小鼻縮小術、鼻尖軟骨縫縮術の複合症例であった。いつものごとく、詳細な解説を加えながらの山本医師の手術には、教え方としての定評もあるが、デザインをいかにするのか、何をメルクマールにすべきなのか等詳細な部分にいたるまで解説されていたことは特筆すべきことであろう。
今回は、コメンテーターとして、スパクリニック 鈴木 芳郎医師、銀座みゆき通り美容外科の水谷 和則医師、東京皮膚科形成外科(JAAS理事長)の池田 欣生医師をお迎えしたが、デザインから手術にいたるまで様々なコメントを頂くことができたのは、さらなる付加価値となったのではないだろうか。 2症例目は、シリコン隆鼻術であったが、どのようにシリコンを選定するかという点から始まり、またそのシリコンをどのように患者にフィッテングしていくのかという点にまで言及され、鈴木医師のちょっとしたコメントが参考になった先生も多かったのではないだろうか。
さらに、会場から参加医師を募り、実際にシリコンを削ってもらい、山本医師が作成したものと比較検証するという『実践』を意識した運びは、他の会には類を見ないライブ授業であった。 3症例目は、鼻尖軟骨縫縮術であったが、1症例目の復習も兼ねながら、どのように手術を進めれば『明日からできるのか』という点に配慮されながら進行していくことは驚きであった。
3症例とも進行中は、水野医師をはじめ、コメンテーターの先生方からも活発なご意見を頂くことが出来、また手術中に沼田弁護士に個人的に法律相談をされている先生方がいたりと各々の有意義な時間を同じ空間で共有していたようだった。
講習会終了後の企業からのデモ実演(12面に紹介したシンデレラクルーム)も予想外の盛り上がりを見せ、サークル活動の終了時のような集合写真を撮影後お開きとなった。
懇親会も、いつものごとく盛り上がりを見せ、学会との違いを体感する時間であった。