全く新しい水素水点滴療法 血液オゾン療法の渡井医師が共同開発、臨床スタート
[ 2016/8/1 ]
標準医療では全く効果のなかった患者が血液オゾン療法(大量自家血オゾン療法100ml)で痛みや苦痛、ストレスから解放される症例の数はおびただしい。今や血液オゾン療法は国内で数百カ所の医療施設に導入されてきたが、東海渡井クリニック院長・渡井医師こそこの分野の第一人者であることは誰の目にも疑いはない。「抗酸化ではなく医学的根拠のもと逆に酸化ストレスを体に与えることで免疫機能や抗酸化機能を賦活させる医療である」としてBio-Oxidative therapy酸化療法を先駆的に普及、啓もう(日本酸化療法医学会を設立)してきたからだ。そしてこの程、全く新しい高濃度水素水の発生装置を共同開発し、水素水による「抗酸化療法」として点滴療法メニューに加えた。従来の水素水点滴が抱えてきた課題「点滴バックにバブリング法で水素を導入するが疑問符が残る」「発生させる水素量を施術ごとに正確に確認、調整できない」「点滴バックの水素水の飽和濃度をあがることができない」などに対して、この高濃度水素水発生装置では、4気圧の加圧式(密閉)チャンバーで加圧し、一定量の水素マグネシウムを使って水素を発生。確実に正確にバック内に飽和水素水1.6ppmを安定して作り出すことが可能だ。装置本体がまだプロトタイプではあるが、治療には十分稼働できることは言うに及ばない。クリニックで治験目的として臨床データを蓄積しながら、今秋には正式に海外で製造委託そして国内に医師個人輸入のかたちで薬款申請の手続きを経て販売されることになっている。発生装置のチャンバー(写真)は取り外しができる携帯型となっていることから、往診など施設の外への持ち出しも可能だ。
新たな抗酸化療法の一つとして注目される水素水点滴は、医学界ですでにその治療効果が発表され改善が期待される疾患は数多い。メタボリック症候群、糖尿、脂質代謝異常、動脈硬化、肥満、高血圧にはじまり、脳梗塞、心筋梗塞、認知症、パーキンソン、うつ病、敗血症、関節リウマチ、歯周病、喘息、創傷治癒、抗がん剤の副作用、難聴、間質性膀胱炎さらには、老化、シミ・しわと枚挙にいとまがない。
こうした病態、病変に対して水素は、強力な酸化力をもつ悪玉活性酸素であるハイドロキシラジカルのみに反応して消去する働きがある一方、有益な善玉活性酸素であるスーパーオキシドや過酸化水素は消去しない。〝スーパー抗酸化元素〝と呼ばれるゆえんだ。
血液オゾン、UVB,H2O2点滴などのいわゆる「酸化療法」を先駆的に普及、啓もう(日本酸化療法医学会を設立)してきた渡井医師にとって、この水素水による点滴療法は新たな「抗酸化療法」にチャレンジしたといっていい。むろんブームに乗じて臨床に応用したわけではない。生体内で起こる酸化、抗酸化のメカニズムは、大学時代そして臨床医になってからも引き続き主要な研究テーマ(SOD活性と組織逸脱酵素についての論文など)であることから、水素に関わる知見、臨床報告などを入念に検討、精査してきたという。
そして、新しい高濃度水素水の発生装置を共同開発する。同時に、従来の水素水点滴が抱えてきた課題「点滴バックにバブリング法で水素を導入するが疑問符が残る」「発生させる水素量を施術ごとに正確に確認、調整できない」「点滴バックの水素水の飽和濃度をあがることができない」などに対して、この高濃度水素水発生装によって、4気圧の加圧式(密閉)チャンバーで加圧し、一定量の水素マグネシウムを使って水素を発生させ、確実に正確にバック内に飽和水素水1.6ppmを安定して作り出すことに成功した。
装置本体がまだプロトタイプではあるものの、治療には十分稼働できることは言うに及ばない。クリニックで治験目的として臨床データを蓄積しながら、今秋には正式に海外で製造委託そして国内に医師個人輸入のかたちで薬款申請の手続きを経て販売されることになっている。発生装置のチャンバー(写真)は取り外しができる携帯型となっていることから、往診など施設の外に持ち出しもできる。
渡井医師にとって、「酸化療法」である血液オゾン、UVB、H2O2点滴はもちろん今でも新たな臨床知見を積み重ねている。日本で初めて日本人向けの臨床のための詳細なプロトコールの作成を行ってきたことから、さらに進化した治療法、プロトコールにために臨床症例を積み上げていることは疑いはない。最近では脱血した後に、作製されるPRPにオゾンを暴露することでより効果的な美容皮膚作用をあげる知見を、スペインから収集しており、オゾン、UVB,H2O2や水素水療法との併用も含めたコンビネーション治療の優位性についても検証を始めている。
一方、血液採取から濃縮して血小板を投与する、PRPや歯科治療で用いられるCGF療法が再生医療新法において第3種に該当することから、PRP+血液オゾン療法も「第3種」の対象になりうるとして、自らそのための「再生医療等認定委員会」を組織し、申請準備を進めている。 血液オゾン療法を実施するクリニックに対しても、この委員会を申請の窓口役として提供する体制も整えたという。
血液オゾン療法
ドイツでは保険適用の治療法で年間100万人の患者が受診し、酸化ストレスの投与量(オゾンの量)を正確にコントロールする治療手技では、欧米で100年近い臨床研究の末に出来上がったプロトコールがある。それを先駆者・伊藤医師そして渡井医師が日本人に適した安全で論理的なアレンジを多くの臨床知見から導き出した。オゾン療法に限れば同医師の主宰する日本酸化療法医学会はじめいくつかの学術団体はあるが、自ら酸化療法の先進国のドイツ始め欧州、そしてアメリカに足を運びオゾン、血液フォトセラー(UVB・紫外線照射療法)、過酸化水素水H2O2点滴療法などその臨床応用をリサーチし、日本人に適した治療法を確立したのは渡井医師に他ならない。人体への作用は大別して、抗酸化力の向上、体内の酸素化、末梢血流の増加、免疫機能の向上、調節作用、細胞の活性化をもたらす。そしてこれらの作用によって、各種のウイルス感染、自己免疫疾患、メタボリック症候群、慢性疲労症候群、神経変性疾患、がん、繊維筋痛症、うつなど改善が期待される疾患は多い。歯科分野でのオゾン水を用いた虫歯治療、美容外科では皮下脂肪にオゾンを直接注射して脂肪分解させる、オゾン版メソセラピーなども知られている。
◎ライブ講習会9月4日(日)開催
新たな抗酸化療法の一つとして注目される水素水点滴は、医学界ですでにその治療効果が発表され改善が期待される疾患は数多い。メタボリック症候群、糖尿、脂質代謝異常、動脈硬化、肥満、高血圧にはじまり、脳梗塞、心筋梗塞、認知症、パーキンソン、うつ病、敗血症、関節リウマチ、歯周病、喘息、創傷治癒、抗がん剤の副作用、難聴、間質性膀胱炎さらには、老化、シミ・しわと枚挙にいとまがない。
こうした病態、病変に対して水素は、強力な酸化力をもつ悪玉活性酸素であるハイドロキシラジカルのみに反応して消去する働きがある一方、有益な善玉活性酸素であるスーパーオキシドや過酸化水素は消去しない。〝スーパー抗酸化元素〝と呼ばれるゆえんだ。
血液オゾン、UVB,H2O2点滴などのいわゆる「酸化療法」を先駆的に普及、啓もう(日本酸化療法医学会を設立)してきた渡井医師にとって、この水素水による点滴療法は新たな「抗酸化療法」にチャレンジしたといっていい。むろんブームに乗じて臨床に応用したわけではない。生体内で起こる酸化、抗酸化のメカニズムは、大学時代そして臨床医になってからも引き続き主要な研究テーマ(SOD活性と組織逸脱酵素についての論文など)であることから、水素に関わる知見、臨床報告などを入念に検討、精査してきたという。
そして、新しい高濃度水素水の発生装置を共同開発する。同時に、従来の水素水点滴が抱えてきた課題「点滴バックにバブリング法で水素を導入するが疑問符が残る」「発生させる水素量を施術ごとに正確に確認、調整できない」「点滴バックの水素水の飽和濃度をあがることができない」などに対して、この高濃度水素水発生装によって、4気圧の加圧式(密閉)チャンバーで加圧し、一定量の水素マグネシウムを使って水素を発生させ、確実に正確にバック内に飽和水素水1.6ppmを安定して作り出すことに成功した。
装置本体がまだプロトタイプではあるものの、治療には十分稼働できることは言うに及ばない。クリニックで治験目的として臨床データを蓄積しながら、今秋には正式に海外で製造委託そして国内に医師個人輸入のかたちで薬款申請の手続きを経て販売されることになっている。発生装置のチャンバー(写真)は取り外しができる携帯型となっていることから、往診など施設の外に持ち出しもできる。
渡井医師にとって、「酸化療法」である血液オゾン、UVB、H2O2点滴はもちろん今でも新たな臨床知見を積み重ねている。日本で初めて日本人向けの臨床のための詳細なプロトコールの作成を行ってきたことから、さらに進化した治療法、プロトコールにために臨床症例を積み上げていることは疑いはない。最近では脱血した後に、作製されるPRPにオゾンを暴露することでより効果的な美容皮膚作用をあげる知見を、スペインから収集しており、オゾン、UVB,H2O2や水素水療法との併用も含めたコンビネーション治療の優位性についても検証を始めている。
一方、血液採取から濃縮して血小板を投与する、PRPや歯科治療で用いられるCGF療法が再生医療新法において第3種に該当することから、PRP+血液オゾン療法も「第3種」の対象になりうるとして、自らそのための「再生医療等認定委員会」を組織し、申請準備を進めている。 血液オゾン療法を実施するクリニックに対しても、この委員会を申請の窓口役として提供する体制も整えたという。
血液オゾン療法
ドイツでは保険適用の治療法で年間100万人の患者が受診し、酸化ストレスの投与量(オゾンの量)を正確にコントロールする治療手技では、欧米で100年近い臨床研究の末に出来上がったプロトコールがある。それを先駆者・伊藤医師そして渡井医師が日本人に適した安全で論理的なアレンジを多くの臨床知見から導き出した。オゾン療法に限れば同医師の主宰する日本酸化療法医学会はじめいくつかの学術団体はあるが、自ら酸化療法の先進国のドイツ始め欧州、そしてアメリカに足を運びオゾン、血液フォトセラー(UVB・紫外線照射療法)、過酸化水素水H2O2点滴療法などその臨床応用をリサーチし、日本人に適した治療法を確立したのは渡井医師に他ならない。人体への作用は大別して、抗酸化力の向上、体内の酸素化、末梢血流の増加、免疫機能の向上、調節作用、細胞の活性化をもたらす。そしてこれらの作用によって、各種のウイルス感染、自己免疫疾患、メタボリック症候群、慢性疲労症候群、神経変性疾患、がん、繊維筋痛症、うつなど改善が期待される疾患は多い。歯科分野でのオゾン水を用いた虫歯治療、美容外科では皮下脂肪にオゾンを直接注射して脂肪分解させる、オゾン版メソセラピーなども知られている。
◎ライブ講習会9月4日(日)開催