ここ数年、「飲む日焼け止め」のサプリメントが注目されている。美容クリニックで多く導入されている商品としてはシダ植物由来成分を使った商品があるが、主成分であるPolypodiumの有効量が１０８０㎎であるものの、この商品の成分配合量は４８０㎎しかなく、実はその効果がはっきりしない点も少なくない。そんな中で２０１５年に、さらに注目される新しい日焼け止めサプリメントがリリースされた。「太陽の国」といわれるほど紫外線が強いスペインのミギュエル大学 細胞生化学の権威 ビセンテ・ミコル博士とモンテローダ社が１０年以上の歳月をかけて共同研究を行ったニュートロックスサン（シトラス果実及びローズマリー葉エキス）を中心として、様々な抗酸化成分を配合した「BE-MAX the SUN」だ。既存の日焼け止めサプリメントの効果を上回るというデータも報告されており、今年２０１６年の春・夏の美容市場においてますます注目が期待されている。

地中海沿岸の生物は強い日差しから自らを守るために複雑な防御メカニズムを形成しているが、その中でも特に、シトラス果実とローズマリーの植物が紫外線に対して高い抵抗力を持つことが発見された。 そこでスペイン大学のビセンテ・ミコル博士は１０年以上の歳月をかけ、これらのエキスから抗酸化物質が豊富に配合したニュートロックスサンという成分を開発した。 ニュートロックスサンには様々な作用があるが、特に注目されるのが、活性酸素除去作用、細胞保護作用、抗炎症作用だ。ニュートロックスサンを摂取すると、紫外線を浴びた際にシトラスの水溶性抗酸化成分（ナリンギン、ナリンゲニン）がスーパーオキシドアニオンやヒドロキシルラジカルといった活性酸素を除去し、ローズマリー由来の脂溶性抗酸化成分（カルノシン酸）が細胞膜脂質の酸化を抑制、さらに炎症活性酸素をブロックすることで炎症による組織損傷を抑制する働きがあると確認されている。その他にも紅斑抑制作用、抗酸化作用、ＤＮＡ損傷抑制作用など、紫外線から肌を守る様々な働きが確認されている。
なおニュートロックスサンは、継続して摂取し続けることでより高い紫外線保護効果があることも確認されている。（５７日間の摂取で３４．２％の保護力アップ、８５日間の摂取で５６．１％の保護力アップ） さらに同商品には、ニュートロックスサン以外にも様々な有効成分が配合されている。地中海ではオリーブオイルやオリーブ料理などを多く摂る食習慣があるが、このオリーブ葉から抽出した抗酸化力の高いヒドロキシチロソールというポリフェノールを２０％以上含有したオラリスという成分も含有している。オラリスはビタミンＣの２５倍のメラニン生成抑制力があり、肌色メラニンに関するグルタオチンを増加する働きがある。 その他、抗酸化、美白効果、皮膚がん抑制作用、コラーゲン合成促進、抗菌・抗ウイルス作用などのあるザクロ抽出物や、美白、抗酸化、皮膚代謝促進作用のあるＬ-シスチン、さらに抗酸化ビタミンであるビタミンＣ、Ｅを含んだトータルな紫外線抑制・美肌促進サプリメントになっている。
モニター試験の結果では、早い段階で肌のなめらかさ、ツヤ、毛穴の開き、くすみの改善、肌色トーンアップといった肌質の変化を多くの被験者が体感している。サロンや医療機関からは、春・夏の紫外線対策に備えすでに多くの問合せがきているという。 同商品は、専門機関専売品の美容・健康商品「BE-MAX（ビーマックス）」シリーズからリリースされた。 同シリーズは、医師監修の下で専任の薬剤師が製品の企画・開発を行っているため顧客からの信頼度も高く、リピート顧客が多い。主力の美容ドリンク「BE-MAX 2012」は、食用ヒアルロン酸を始めとした１１７種類の厳選した美容成分を１本に配合したベストセラー商品だ。その他、５０種類の穀物・野菜・果物を急速乾燥し活きたままの状態の植物酵素を摂取することができる「BE-MAX RAW FOOD 50（ローフード50）」も、昨今の酵素ブームの影響もあり販売数が急激に伸びているという。