美容神経解剖学に基づいた フェイシャル・アンチエイジング美容機 「ビューティ・ライザー・ブレス」
ビューティーワールドで、本紙記者は興味深い美容機器に出会った。エステティシャンが「エステの手技」の限界を感じ、勉強を重ね試行錯誤の末に開発したというフェイシャル・アンチエイジング美容機器である。本機は、その独自の美容神経解剖学に基づいていることはいうまでもない。開発者はエステティシャンを経験後、鍼灸治療に長年携わり美容鍼灸師を取得、さらに柔道整体師、アロマセラピスト等の資格を取得し研さんを重ね、それでもその知識・手技に飽き足りずハワイに渡り、World Medicine Instituteにて東洋医学修士課程を修了した。「正しい情報と施術法を美容に携わるプロの方に提供したい」という美容鍼灸治療家の想いを込めた美容機器だ。2010年から地道に普及されてきたが、評価は高まりこの春から本格的にエステサロンや整体院、美容クリニック向けに販売が開始された。
表情筋、神経に働きかけ筋肉に柔軟性もたらし
施術効果を飛躍的にあげる
表情筋や神経に働きかけ、筋肉に柔軟性を持たせることでハリや張力を取り戻すオリジナルの美容機器「ビューティ・ライザー・ブレス」を開発し、独自の美容神経解剖学に基づいた美容メソッドをサロンや美容家に提供するのは、大阪に本社を置くブロッサムオブビューティだ。
同社代表はもともとエステティシャンだったが、エステの施術に限界を感じ、神経解剖学による鍼治療を学び、美容鍼灸師の資格を取得。柔道整体師、アロマセラピスト等の資格も取得した後はハワイに渡り、World Medicine Instituteにて東洋医学修士課程を修了した。その経験と実績をもとに、独自の美容神経解剖学に基づくメソッドを開発し、美容機器「ビューティ・ライザー・ブレス」が誕生。2010年から普及啓蒙が続く。
「ビューティ・ライザー・ブレス」の特徴を一言で言えば、今までエステや整体では難しかった「筋肉を緩める行為」を瞬時に行えるという点だ。そのため、その後のたるみケア、フェイスアップ、ボディのスリミングといった本来の施術の効果までもがグンとよくなるという。また整体での施術などの場合は、「ビューティ・ライザー・ブレス」による施術後の関節の可動域が大きく変化するため、整体師による施術効果が大幅によくなるという。
様々な東洋医学の理論に基づき、骨・筋肉、そしてそこを流れる神経や血流・リンパについて徹底的に勉強をした開発者が、考案したこの美容機器は、安全な周波数を組み合わせて筋肉と神経に働きかけることで、筋肉自体の弾力性、収縮性を改善し状態を改善することができる。さらに筋肉に柔軟性を持たせることで、伸びてたるんだ表情筋の張力をとり戻し持ち上げることができるため、たるみなどのアンチエイジングに効果を発揮する。
発売後、徐々に評判よび今年一気にブレイクへ
当初はそれほど広告展開等も行わなかったが、口コミなどでエステサロンはもちろん、コルギサロンや整体院など幅広い分野で導入が進んでいく。その理由は前述のとおり、メインの施術前に「ビューティ・ライザー・ブレス」で施術を行うことで、筋肉が適度にゆるみ無駄なハリが取れるため、その後の施術効果がグンとよくなるためだ。
個人サロンの場合、1日に対応できる顧客数も限られているが、この機器を使うことで施術時間が短縮し、より多くの顧客へ施術が可能になっているという。施術効果がアップするだけではなく、対応可能な顧客数も増えるため、ダイレクトに売上アップにもつながるのも口コミや紹介が絶えない理由だ。
サロン、整体院そして歯科医院からも引き合い
さらに同社では機器の提供だけではなく、導入したサロンや整体院向けに定期的に美容神経解剖学や経営に関するセミナーを実施し、導入時のみならずその後も長期的にトータルで現場をサポートしている。
今年になって「ビューティ・ライザー・ブレス」には、サロンや整体院だけではなく、歯科医からも引き合いが来ているという。歯科の場合、患者の歯並びや噛み合わせといった悩みの原因が、実は咬筋などの筋肉が原因で口が大きく開かないことも多い。
そのためまずは、「ビューティ・ライザー・ブレス」を使って口回りの筋肉を緩めることで、歯の痛みやかみ合わせがある程度治ることもあるという。治療前に歯科衛生士が同機器で筋肉を柔らかくした上で治療を行うことで、より短時間で痛みも少なく終えることができるため、患者にとっても嬉しいメリットが多いため引き合いも増えているそうだ。
すでにエステ、整体、医療等の垣根を越えて施術の効率を上げることができる「ビューティ・ライザー・ブレス」。今後の動向が気になるところだ。
◎本器搭載の詳しいメカニズムや原理さらには、施術に至る生理作用などについては、本稿では述べられない。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。
(JHM120号より)