JAASを分離! 学術団体と教育トレーニング校に
[ 2014/2/14 ]
認定医など履修の場はJAASアカデミーが役割担う
JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会は、美容医療発展を目指し、2010年春の発足以来、年次総会を兼ねた東京Live Forumはもとより、年間30回を超える多くのライブ講習会、海外派遣研修、解剖・執刀トレーニングなどを中心に運営してまいりました。
4年目も終わり、春からは活動5年目を迎えるにあたり、引き続きJAASの〝金看板〝ともいえる実践的な美容医療、再生医療そしてアンチエイジング外科・内科・歯科の治療術さらにはクリニカルエステ術を学び、技術の習熟と研さんを共にしていく活動にまい進していきたいと考えています。弊研究会としては、また美容医療に携わる多くの先生方や美容家の方々の技術向上、交流促進を主旨に出身大学や学閥にとらわれない自由な立場での活動を今後とも続けてまいりたい。
一方、JAASの正式名称が研究会という名称から、他学会団体との類似性を求められる場合も少なくありません。先達の諸団体に比べ、その規模や歴史、学術的な蓄積や見識などどれをとっても遠く及ばないJAASに対して、昨今では『美容医療の第3の勢力』と位置づけられたことは、その何よりの証でしょう。
研究会を主宰する私ども理事にとっては、光栄なことであり、僭越至極であると感じています。
こうしたことを踏まえ、透明性、公平性を求められるアカデミアとしての学術団体と、JAASの真骨頂ともいえる会員個別のトレーニング、あるいは技術の習熟と研さんを行う教育部門とを分離し、別団体として活動していくことを理事会にて決定しました。
そこで、JAASは2月中旬をメドに新たに一般社団法人格としてスタートすることになりました。引き続きJAASでは、学術集会の開催(Live Forumu)、会員および医療機関、企業への美容医療・アンチエイジングの普及、啓もうそれに伴う会員登録業務と会員間の交流促進さらには国内外の関連学会、諸団体との学術交流などを活動の場と取り組んでまいりたい。
一方、JAASと分離独立したかたちで、従来の会員個別のトレーニング、あるいは技術の習熟と研さんを行う教育部門としてJAASアカデミーを設立する運びです。本アカデミーは、健康医療ジャーナルを母体とした本邦初の民間企業主体の美容医療・アンチエイジングのトレーニング団体として独立業務を行いますが、JAASとJAASアカデミーは、相互提携を取ることとし、既存の認定医制度や認定エステティシャン制度に関しても、単位修得の妨げとならないようにいたします。
今後JAASは、臨床研究、最新医療知識の習得や症例検証のための学術発表の場を設けて、美容医療・アンチエイジングの普及啓もうに努めながら、JAASアカデミーでは、教育に特化した団体として邁進していく所存でございます。
今後とも、御指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、一般社団法人JAASの新しい理事長には池田 欣生MDが就任し、前任の理事長・山本 豊MDは、JAASアカデミー学長に就任します。
JAAS
あえて美容医療での専門性を重視した入会資格を設けず、経験者、初心者の壁を取り除いた研究会として活動していく。広く他科診療の医師や、歯科医の入会にも門戸を広げ、コメディカルである医療従事者や美容家などの入会も認めている。認定医や認定エステティシャンの資格に伴う履修には、引き続き、ライブ講習会、医科・歯科の解剖学実習執刀トレーニング、現地派遣研修、美容医療入門講座さらには、メディカルエステ術の実技講習などが対象講座となる。この主催はJAAS指定教育機関であるJAASアカデミーが行うことになる。
JAASアカデミー
JAAS指定の教育・資格スクールとして発足する。引き続き、JAASの認定医ほか認定エステティシャンなどの資格取得に必要な履修講座としての役割を、本アカデミーはもつ。
掲げる活動趣旨は、美容外科・美容皮膚再生・美容アンチエイジング・メディカルエステの技術向上をめざす〝総合予備校〝である。
アカデミー学長には山本医師が就任するが、「美容医療を中心的に学べる学校のような場の提供」の必要性をかねてから訴えてきた。日本の医学教育システムの根底をなす『医局』のあり方に疑義を投げかけ、医療スキルを学ぶためにはとほうもない努力、時間、金銭がかかると指摘する。とりわけ美容医療そのものが医学教育のカリキュラムに存在しないことから、とくに自分の身につけたい技術あるいは系統的な知識の取得を学習する機会は圧倒的に少ない。だからこそ、旧JAASのライブ講習で続けてきた山本美容整形塾の価値は高く、回を追うごとに受講者の数は増え続けている。
アカデミー開校にあたっては、まずは美容医療の初歩から中級、上級までの技術トレーニングや、アンチエイジング再生医療の知識、実技と導入講習を行う。そして歯科アンチエイジングのスキルアップ講座、実技講習や、メディカルエステや理美容の技能向上をはかるためのカリキュラムも組み込んでいく。
アカデミーの体制は、学長、副学長のもと、専任講師、非常勤講師や海外顧問も配置しながら、美容医療部門では「山本美容整形塾・公開ライブ」「山本美容整形塾・マンツーマン塾」「DR中間の美容アンチエイジング再生塾」などが引き続き開校していくことになる。また、医療経営学を学ぶカリキュラムも準備しており、「美容アンチエイジング医療経営アカデミー」も今後スタートする予定だ。
アカデミーでは、美容医療の修学、技術講習に対して幅広く入校生を受け付けるために、年2回ほど「美容アンチエイジング医療 公開講座」を開催して、保険診療医や医学部を卒業した研究医などにも参加を呼び掛けていく。
(JHM116号より)
JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会は、美容医療発展を目指し、2010年春の発足以来、年次総会を兼ねた東京Live Forumはもとより、年間30回を超える多くのライブ講習会、海外派遣研修、解剖・執刀トレーニングなどを中心に運営してまいりました。
4年目も終わり、春からは活動5年目を迎えるにあたり、引き続きJAASの〝金看板〝ともいえる実践的な美容医療、再生医療そしてアンチエイジング外科・内科・歯科の治療術さらにはクリニカルエステ術を学び、技術の習熟と研さんを共にしていく活動にまい進していきたいと考えています。弊研究会としては、また美容医療に携わる多くの先生方や美容家の方々の技術向上、交流促進を主旨に出身大学や学閥にとらわれない自由な立場での活動を今後とも続けてまいりたい。
一方、JAASの正式名称が研究会という名称から、他学会団体との類似性を求められる場合も少なくありません。先達の諸団体に比べ、その規模や歴史、学術的な蓄積や見識などどれをとっても遠く及ばないJAASに対して、昨今では『美容医療の第3の勢力』と位置づけられたことは、その何よりの証でしょう。
研究会を主宰する私ども理事にとっては、光栄なことであり、僭越至極であると感じています。
こうしたことを踏まえ、透明性、公平性を求められるアカデミアとしての学術団体と、JAASの真骨頂ともいえる会員個別のトレーニング、あるいは技術の習熟と研さんを行う教育部門とを分離し、別団体として活動していくことを理事会にて決定しました。
そこで、JAASは2月中旬をメドに新たに一般社団法人格としてスタートすることになりました。引き続きJAASでは、学術集会の開催(Live Forumu)、会員および医療機関、企業への美容医療・アンチエイジングの普及、啓もうそれに伴う会員登録業務と会員間の交流促進さらには国内外の関連学会、諸団体との学術交流などを活動の場と取り組んでまいりたい。
一方、JAASと分離独立したかたちで、従来の会員個別のトレーニング、あるいは技術の習熟と研さんを行う教育部門としてJAASアカデミーを設立する運びです。本アカデミーは、健康医療ジャーナルを母体とした本邦初の民間企業主体の美容医療・アンチエイジングのトレーニング団体として独立業務を行いますが、JAASとJAASアカデミーは、相互提携を取ることとし、既存の認定医制度や認定エステティシャン制度に関しても、単位修得の妨げとならないようにいたします。
今後JAASは、臨床研究、最新医療知識の習得や症例検証のための学術発表の場を設けて、美容医療・アンチエイジングの普及啓もうに努めながら、JAASアカデミーでは、教育に特化した団体として邁進していく所存でございます。
今後とも、御指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、一般社団法人JAASの新しい理事長には池田 欣生MDが就任し、前任の理事長・山本 豊MDは、JAASアカデミー学長に就任します。
JAAS
あえて美容医療での専門性を重視した入会資格を設けず、経験者、初心者の壁を取り除いた研究会として活動していく。広く他科診療の医師や、歯科医の入会にも門戸を広げ、コメディカルである医療従事者や美容家などの入会も認めている。認定医や認定エステティシャンの資格に伴う履修には、引き続き、ライブ講習会、医科・歯科の解剖学実習執刀トレーニング、現地派遣研修、美容医療入門講座さらには、メディカルエステ術の実技講習などが対象講座となる。この主催はJAAS指定教育機関であるJAASアカデミーが行うことになる。
JAASアカデミー
JAAS指定の教育・資格スクールとして発足する。引き続き、JAASの認定医ほか認定エステティシャンなどの資格取得に必要な履修講座としての役割を、本アカデミーはもつ。
掲げる活動趣旨は、美容外科・美容皮膚再生・美容アンチエイジング・メディカルエステの技術向上をめざす〝総合予備校〝である。
アカデミー学長には山本医師が就任するが、「美容医療を中心的に学べる学校のような場の提供」の必要性をかねてから訴えてきた。日本の医学教育システムの根底をなす『医局』のあり方に疑義を投げかけ、医療スキルを学ぶためにはとほうもない努力、時間、金銭がかかると指摘する。とりわけ美容医療そのものが医学教育のカリキュラムに存在しないことから、とくに自分の身につけたい技術あるいは系統的な知識の取得を学習する機会は圧倒的に少ない。だからこそ、旧JAASのライブ講習で続けてきた山本美容整形塾の価値は高く、回を追うごとに受講者の数は増え続けている。
アカデミー開校にあたっては、まずは美容医療の初歩から中級、上級までの技術トレーニングや、アンチエイジング再生医療の知識、実技と導入講習を行う。そして歯科アンチエイジングのスキルアップ講座、実技講習や、メディカルエステや理美容の技能向上をはかるためのカリキュラムも組み込んでいく。
アカデミーの体制は、学長、副学長のもと、専任講師、非常勤講師や海外顧問も配置しながら、美容医療部門では「山本美容整形塾・公開ライブ」「山本美容整形塾・マンツーマン塾」「DR中間の美容アンチエイジング再生塾」などが引き続き開校していくことになる。また、医療経営学を学ぶカリキュラムも準備しており、「美容アンチエイジング医療経営アカデミー」も今後スタートする予定だ。
アカデミーでは、美容医療の修学、技術講習に対して幅広く入校生を受け付けるために、年2回ほど「美容アンチエイジング医療 公開講座」を開催して、保険診療医や医学部を卒業した研究医などにも参加を呼び掛けていく。
(JHM116号より)