JAAS美容外科テクニカルアカデミー 1回目はハムラ法選択
[ 2013/9/27 ]
〝マンツーマン予備校〝は下眼瞼形成に突入
第2クールは04年3月から全11回
5月からスタートした少人数制(最大3人)のマンツーマン指導を実施するJAAS美容外科アカデミーが始まり、講習会の雰囲気も定着してきた感がある。
8月下旬から始まったテーマは、下眼瞼の若返りであった。下眼瞼手術は、加齢を気にする患者に人気の治療でその適応範囲は大きいであろう。このため、第1クール全15回の受講日も募集早々に締め切りになってしまう程の人気だ。
マンツーマン指導のきっかけになった公開ライブ講習会の「山本美容整形塾」も同様に毎回のように定員オーバーであるが、ライブ講習会のみでは実際に手術をやったことが無い医師や日が浅い医師には、手術をマスターするというのは難しい。この少人数性のアカデミーでは、受講者が手術を行うことはもちろん、術前に患者さんに承諾を得ることにより、術中の質問も自由にでき、手術中の術者が交代するという事も可能ならしめている。このようなシステムは、日本では他に実在しないといっていい。
また、術前診察から、患者を前に質問を交えながら進行して行くという形態も興味深い。こうしたことが可能なのも山本医師が患者との深い信頼関係を築き上げているという賜物であろう。
さて、今回の下眼瞼形成のマンツーマン講習も、通常のごとく、何を誰が担当するのかという担当決めから始まった。術式は、ハムラ法が選択された。一般的なハムラ法では下眼窩脂肪を移動するということに終始するようであるが、下眼窩脂肪を移動後に、下眼窩脂肪の高低差を無くす(アカデミーの性格上、詳細は控える)という山本医師の工夫が披露された。
この処置によって仕上がりに大きな差が出るようである。ハムラ法では、眼輪筋下の剥離と骨膜への脂肪隔膜の固定が重要であることは周知の事実であるが、これを詳細な解説のもとに体験していくというのは、受講者にとって非常に価値のあるに違いない。
アカデミーの目的は、この講習会参加のみで、『1人で手術が出来るようになる』というものであり、そのために必要なデザインも参加者がまずデザインし、それに山本医師が修正を加えるという方式が採用されている。また、回数を重ねた受講者には適宜、他の受講者の指導もさせるというシーンが見られ、『継続的に美容外科医を育てていく』という本会の特長も出ていた。
5月からスタートした本アカデミーでは、すでに上眼瞼形成6回のマンツーマン指導が終了し、下眼瞼形成の指導に移っているが、入校生の医師からは『体感できると、理解が深まる』『非常に細かいポイントが教えてもらえる』といったコメントが次々と出ている。講習会は、今回も3時間にも及んだが、実際に術者になった参加者は、『アッという間だった』という感想をもらしてもいる。
このマンツーマン予備校は9月から4回の下眼瞼形成術が行われ、11月の目頭切開をはさみ、12月から来年の2月まで3回の鼻形成の手術が指導されるが、すべての日程で受講枠はすでに埋まっている。こうしたことから9月中には、第2クールのアカデミー日程(上下眼瞼形成、目頭切開、フェイスリフト、鼻形成)を決定し、入校を希望しながら受講ができなかった医師らに、「手術トレーニングの機会」をさらに与えていく。第2クールは3月から全12回を予定している。
一方JAAS美容外科アカデミーでは、入校生の対象がどちらかというと経験者に偏っていた感は否めない。そこで、未経験者あるいは美容医療の初心者向けに、同じような「マンツーマンコース」を設けることも決定した。詳細は後日発表されるが、テーマは「タトゥーの皮膚切除と縫合によって基礎からの皮膚切開と縫合テクニック」「ヒアルロン酸、BOTOXによる注射術」「プチ形成入門 埋没法」「糸による鼻形成術」を5回にわたって、個別指導していく。
受講者から圧倒的な定評を得るDr山本のTechnical Skilはもちろん、Teaching Skil、Evaluate Skil、3demension、Design Skilによって、アカデミーに入稿する「生徒」に対しては、これからも徹底した指導を行い、手術ができるようになるまでマンツーマンで教えていく。
このアカデミーで、「手術偏差値を30点以上アップしてもらいたい」と、山本講師は意欲を示す。
なお、公開ライブ講習会である山本美容整形塾シリーズは従来通り、来年も解剖執刀トレーニングも含め年6回〜8回継続して、別途実施される。
お申込みは、JAAS公式サイトのバナーから
http://www.jaas-online.com
入校要綱
○入校対象/山本美容整形塾シリーズに3回以上受講経験なおかつ本コースで実施する治療範囲においてシリーズで受講していること。ただし山本シリーズ受講していないドクターは入学金に違いがでる。
○入学金及び受講料/入学にあたり入学金500,000円(税別*受講経験のない場合は800,000円を全納し、各受講料1回120,000円(税別)を受講日までに納める
○入校者にはID PASSが発行される(有効受講回数10回)
○受講人数/1回の受講者は3名までとする(申込み順)
○実施日 差込チラシかJAAS公式ホームページを参照
○内容/上眼瞼形成、下眼瞼形成、フェイスリフト、鼻形成
○指導のポイントと受講メリット/受講者の技術到達度を確認、理解しながら「手術偏差値30点以上」はレベルアップさせます。デザイン、麻酔濃度・量、組織の剥離、切除量の決め方、針の深さ・バイト、縫合までを受講者の理解度を確認しながら指導。実際に手術してもらう。また個別の希望を前もってお聞きして、できうる限りその研さん内容を指導内容に反映させます。
○実施場所・曜日・時間/豊季会 山本クリニックにて日曜日はPM2時—5時、ウィークデイは4時—7時で共に終了後、山本講師と受講者との間でフリーディスカッション
○スキル評価と称号授与/第1クールを終了した後、各治療テーマごとに受講者のスキルをチェック(治療術の動画や理事による評価または受講者による実際のオペ見学)し、認定されればJAASとして「Blepharo Master」「Rhino Master」などを授与することになる。
(JHM113号より)
第2クールは04年3月から全11回
5月からスタートした少人数制(最大3人)のマンツーマン指導を実施するJAAS美容外科アカデミーが始まり、講習会の雰囲気も定着してきた感がある。
8月下旬から始まったテーマは、下眼瞼の若返りであった。下眼瞼手術は、加齢を気にする患者に人気の治療でその適応範囲は大きいであろう。このため、第1クール全15回の受講日も募集早々に締め切りになってしまう程の人気だ。
マンツーマン指導のきっかけになった公開ライブ講習会の「山本美容整形塾」も同様に毎回のように定員オーバーであるが、ライブ講習会のみでは実際に手術をやったことが無い医師や日が浅い医師には、手術をマスターするというのは難しい。この少人数性のアカデミーでは、受講者が手術を行うことはもちろん、術前に患者さんに承諾を得ることにより、術中の質問も自由にでき、手術中の術者が交代するという事も可能ならしめている。このようなシステムは、日本では他に実在しないといっていい。
また、術前診察から、患者を前に質問を交えながら進行して行くという形態も興味深い。こうしたことが可能なのも山本医師が患者との深い信頼関係を築き上げているという賜物であろう。
さて、今回の下眼瞼形成のマンツーマン講習も、通常のごとく、何を誰が担当するのかという担当決めから始まった。術式は、ハムラ法が選択された。一般的なハムラ法では下眼窩脂肪を移動するということに終始するようであるが、下眼窩脂肪を移動後に、下眼窩脂肪の高低差を無くす(アカデミーの性格上、詳細は控える)という山本医師の工夫が披露された。
この処置によって仕上がりに大きな差が出るようである。ハムラ法では、眼輪筋下の剥離と骨膜への脂肪隔膜の固定が重要であることは周知の事実であるが、これを詳細な解説のもとに体験していくというのは、受講者にとって非常に価値のあるに違いない。
アカデミーの目的は、この講習会参加のみで、『1人で手術が出来るようになる』というものであり、そのために必要なデザインも参加者がまずデザインし、それに山本医師が修正を加えるという方式が採用されている。また、回数を重ねた受講者には適宜、他の受講者の指導もさせるというシーンが見られ、『継続的に美容外科医を育てていく』という本会の特長も出ていた。
5月からスタートした本アカデミーでは、すでに上眼瞼形成6回のマンツーマン指導が終了し、下眼瞼形成の指導に移っているが、入校生の医師からは『体感できると、理解が深まる』『非常に細かいポイントが教えてもらえる』といったコメントが次々と出ている。講習会は、今回も3時間にも及んだが、実際に術者になった参加者は、『アッという間だった』という感想をもらしてもいる。
このマンツーマン予備校は9月から4回の下眼瞼形成術が行われ、11月の目頭切開をはさみ、12月から来年の2月まで3回の鼻形成の手術が指導されるが、すべての日程で受講枠はすでに埋まっている。こうしたことから9月中には、第2クールのアカデミー日程(上下眼瞼形成、目頭切開、フェイスリフト、鼻形成)を決定し、入校を希望しながら受講ができなかった医師らに、「手術トレーニングの機会」をさらに与えていく。第2クールは3月から全12回を予定している。
一方JAAS美容外科アカデミーでは、入校生の対象がどちらかというと経験者に偏っていた感は否めない。そこで、未経験者あるいは美容医療の初心者向けに、同じような「マンツーマンコース」を設けることも決定した。詳細は後日発表されるが、テーマは「タトゥーの皮膚切除と縫合によって基礎からの皮膚切開と縫合テクニック」「ヒアルロン酸、BOTOXによる注射術」「プチ形成入門 埋没法」「糸による鼻形成術」を5回にわたって、個別指導していく。
受講者から圧倒的な定評を得るDr山本のTechnical Skilはもちろん、Teaching Skil、Evaluate Skil、3demension、Design Skilによって、アカデミーに入稿する「生徒」に対しては、これからも徹底した指導を行い、手術ができるようになるまでマンツーマンで教えていく。
このアカデミーで、「手術偏差値を30点以上アップしてもらいたい」と、山本講師は意欲を示す。
なお、公開ライブ講習会である山本美容整形塾シリーズは従来通り、来年も解剖執刀トレーニングも含め年6回〜8回継続して、別途実施される。
お申込みは、JAAS公式サイトのバナーから
http://www.jaas-online.com
入校要綱
○入校対象/山本美容整形塾シリーズに3回以上受講経験なおかつ本コースで実施する治療範囲においてシリーズで受講していること。ただし山本シリーズ受講していないドクターは入学金に違いがでる。
○入学金及び受講料/入学にあたり入学金500,000円(税別*受講経験のない場合は800,000円を全納し、各受講料1回120,000円(税別)を受講日までに納める
○入校者にはID PASSが発行される(有効受講回数10回)
○受講人数/1回の受講者は3名までとする(申込み順)
○実施日 差込チラシかJAAS公式ホームページを参照
○内容/上眼瞼形成、下眼瞼形成、フェイスリフト、鼻形成
○指導のポイントと受講メリット/受講者の技術到達度を確認、理解しながら「手術偏差値30点以上」はレベルアップさせます。デザイン、麻酔濃度・量、組織の剥離、切除量の決め方、針の深さ・バイト、縫合までを受講者の理解度を確認しながら指導。実際に手術してもらう。また個別の希望を前もってお聞きして、できうる限りその研さん内容を指導内容に反映させます。
○実施場所・曜日・時間/豊季会 山本クリニックにて日曜日はPM2時—5時、ウィークデイは4時—7時で共に終了後、山本講師と受講者との間でフリーディスカッション
○スキル評価と称号授与/第1クールを終了した後、各治療テーマごとに受講者のスキルをチェック(治療術の動画や理事による評価または受講者による実際のオペ見学)し、認定されればJAASとして「Blepharo Master」「Rhino Master」などを授与することになる。
(JHM113号より)