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元祖ライブフォーラム JAAS第4回は 『美容アンチエイジング 生き残りのためのスキルと経営学』を網羅 [JHM]

[ 2013/2/13 ]


美容医療アンチエイジングそして、美容歯科やメディディカルエステもつなぐ集学的なJAAS第4回ライブフォーラムム(主催日本アンチエイジング外科・美容再生研究会 http://www.jaas-online.com)が、9月22日(日)23日(月祭日)の2日間、東京・お茶の水のTKPカンファレンスセンターで開催されることが理事会で決定した。学会、団体の年次総会にライブ講座を設ける試みは、今でこそ一般的になったが、症例報告などに終始してきた従来の学術総会の進め方に一石を投じ、参加者からのマンネリ感を打破してきたのはJAASであることはいうまでもない。過去3回の〟元祖〟JAASライブフォーラムには会場に詰めかけた参加者からの評価は高い。そのテーマも美容形成、美容皮膚からアンチエイジング、美容歯科、エステまで幅広く、専門性が重視される従来の学術総会型では打ち出せないだろう。そして、さらなる進化を遂げる趣向を、この4回目の(年次総会を兼ねた)ライブフォーラムでは演出していきたい、とJAAS理事会では話す。そうした趣旨どおり、今回は「生き残りのためのスキルと経営学」をテーマに、これから美容アンチエイジング部門を始める、あるいは美容医療の開業を考える人のために演者とライブ公開の術者を用意することになる。ともすると美容形成術、美容術や独自のエステ術などは、営業上〟秘伝〟として決してオープンにされない。
そして成功する美容クリニックや、他科保険診療から美容部門をつくり経営立て直しに動き出したケースなどや、経営学講座として弁護士、税理士などからも、講演とパネルディスカッションで参加者に投げかける予定だ。そして、フォーラム最大の見所は2元中継によるライブ放映といっていい。今回もお茶の水会場と、東京銀座の東京皮膚科・形成外科を結び、ライブ公開が繰り広げられる。併設の学術展示とあわせ、フォーラムへの参加者を、2日間あわせ800名を事務局では見込む(JAAS及び後援団体JSCAM会員で400名、非会員400名)。昨年秋からスタートした「認定医制度」や「認定エステティシャン制度」に伴い、資格取得者(資格継続要件にフォーラム参加あり)はもちろん、JAAS会員の医師、歯科医、看護師、歯科衛生士、エステティシャンなど、資格取得をめざしフォーラムに参加する対象者も少なくない。さらに非会員にも参加対象を広げているため幅広い層の医師、歯科医そしてコ・メディカルからの参加が見込まれるはずだ(フォーラム参加と同時に会員登録では入会特典が用意されている)。
なお、プログラムの概要、事前登録申し込み、学術展示出展申し込みは3月初旬に告知、案内される。


理事会では、初心者、経験者問わず広く本研究会に関心をもってほしいとの趣旨から「ライブや講演で座長、コメンテーターから術者、演者に対して積極的に聞き出す工夫を準備したい」とJAASフォーラムならではの演出を今回も踏襲する。
たとえば、デザインから始まり、切開の際のオペ用具、切開法、剥離、縫合の際の糸、フィラーなどでの注射針、さらには麻酔剤などその種類や容量は経験者の間でもさまざま。施術、手術の手順ひとつとってもその違いから術式は変わってしまうと言われる中、惜しげもなくOPENにしてもらう意義は大きい。参加者のことを考えれば当然といえば当然だが、〟わかっていても〟専門性が重視される従来の学会では打ち出せない。

フォーラム最大見所、2元中継によるライブ放映が今年も行われ、本会場のお茶の水会場と、東京銀座の東京皮膚科・形成外科を結び、ライブ公開が繰り広げられる。2日間で予定されるのは、目頭切開、たるみ治療術、上眼瞼くぼみのヒアルロン酸注入、デカ目のための埋没法、バッカルファットなどだ。
とりわけ関心を呼びそうなライブが、目頭切開術のオペ進行で、術者・山本 豊医師と「生徒」役のSSクリニック・柴田 真一医師によるマンツーマン指導の様子をつくりながら、治療を進めるというもの。
「ライブ術者の一方的な手術の説明では、参加者にはなかなか伝わりづらい。教える側も教わる側も、そして映像を観る側も、術中のわからないことが、わかるヒントになればいい」(山本医師)
こうしたライブ中継とは別に、恒例の出展社による新機種のデモ実演やエステ術の公開実演も予定されている。

お茶の水センターは、昨年までの八重洲センターの閉鎖に伴い本会場とした。以前に比べ格段にその設備、スペースも充実しており、立地も都心はもとより、地方からの参加者にとって好都合な場所だ。
今回は「生き残りのためのスキルと経営学」をテーマに、これから美容アンチエイジング部門を始める、あるいは美容医療の開業を考える人のために演者とライブ公開の術者を用意することになる。ともすると美容形成術、美容術や独自のエステ術などは、営業上〟秘伝〟として決してオープンにされない。そして成功する美容クリニックや、他科保険診療から美容部門をつくり経営立て直しに動き出したケースなども、講演とパネルディスカッションで参加者に投げかける予定だ。

開業や新規診療部門の開設のための資金調達、そのやり方、不動産手当、初期投資の方法、安価に始める内装施工、集客法、治療メニューの作り方やスタッフトレーニングなどを医療専門の税理士や、実際に開業して間もない医師数人をパネラーに招き、論議を進める。こうしたセッションは何も初心者だけに限らない。現在進行形でいまなお、技術を練磨し経営の向上をはかるクリニックにとっても十分に聴きどころはあるはずだ。

一方美容医療や自費部門に頼る歯科インプラント、審美歯科などにとって喫緊の課題はネット広告規制による新たな集客の手立て、さらには自費診療ゆえに必要となる医療クレームや係争処理などの対処だ。2日間にわたり、この分野専門の2名の弁護士がそのポイントを公開する。
2日間のセッションでは、美容外科、美容皮膚再生、毛髪再生、歯科インプラント、美容歯科、アンンチエジング内科、メディカルエステ術などが組み込まれ、パネルディスカッションに弁護士、税理士、美容クリニックや他科保険診療の医師を交えた経営をテーマにした公開講座が予定される。
また、交渉中ではあるが韓国から海外からの患者を誘致するいわゆる医療ツーリズムで成功する「美容医療ホスピタル」院長や、失敗しないヒアルロン酸注入テクニックで評価の高い美容皮膚科医を招へいする予定だ(JAAS顧問理事のLim医師は、他理事と同じく常任理事としてのライブ公開、講演を行う)。
講演では可能なテーマに限ってではあるが、施術の動画解説も準備し、初心者や経験者に対しても「今さら聞けない美容医療の基礎(器具、縫合糸…)と手順」を術者・演者が答えていく。

一方学術展示場も本会場と同じフロアに設置し40ブースほどの出展社が製品展示を行うことになる。ランチョン講演・デモ実演は前述のとおりだ。
JAASでは2010年発足から、基礎から上級まで美容医療のスキルを学び、ライブの勉強会や海外での解剖学実習を通して実践のアンチエイジング外科、美容再生医療を身につけていくために活動を続けている。経験者はもちろん保険診療に加えて美容部門を併設しようとするビギナーの医師、歯科医さらには看護師、歯科衛生士、エステティシャンなどにも広く門戸をあけて共に学び競いあう「学び舎」をめざしてきた。

年々、こうした幅広い層から共感と賛同の声を集め、入会者は増え続けている。9月のフォーラムは、ある意味2013年のJAASの集大成として位置づけられることから、多くの参加者が集ってもらいたい、と理事会では訴える。



(JHM108号より)
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