施術件数トップ３はアメリカ（303万件）ブラジル（258万件）中国（74万件）

人口千人当たりでは韓国が断トツに、10年あたりの経験率・女性受診層に絞れば二人に一人は美容整形施術

皮膚科、美容外科、形成外科の医師、施設とも過去10年で飛躍的に伸びる

統計値から学ぶべきは医師のスキルアップの必要性JAASがけん引役に




他科から転身または保険診療に自費部門を加えるクリニックが最近、後を絶たない。もちろん混合診療ではない、そして決して高額医療にはならない「敷居の低い自費診療」である。自費点滴やプラセンタ注射、ヒアルロン酸注入等の機材はことさら大きな準備とコストがかからない。また投資額をできるだけ抑えた汎用性の高い美容機器を導入するのも悪くない。美容医療はますます低侵襲・非侵襲へと向かう。切開術に根強い需要をもつ韓国でも最近はできるだけ切らない美容術が台頭してきた。いわば、美容医療の「入門者」にとって門戸は限りなく広がったと言える。ビギナーの参入によって、美容医療の経験者たちの本来の切開術の需要も押し上げることになるはずだ。こうした傾向は何も日本だけに留まらない。
韓国そして美容新興国の中国さらには、アメリカも例外ではない。「JHMマーケットデータを読む」1回目は、世界の美容医療の市場を取り上げる。
（以下本文は105号を御読みください。JAAS,JSCAM会員には、毎月お送りしています）



（JHM105号より）