震災から1年。さる4月14日（土）‐15日（日）の両日、JAAS日本アンチエイジング外科・美容再生研究会の第３回ライブフォーラムが東京八重洲のTKPカンファレンスセンターで開催され、美容医療の「看板イベント」の名に恥じない内容に、多数の参加を得て盛況のうちに閉幕した。

新旧の侵襲・低侵襲の美容・アンチエイジング術、歯科、エステ術さらには、美容医療最大の関心事ともいえる集患のためのネットマーケティング、ネット広告規制の動向など、盛りだくさんのプログラムとなった。運営では大会実行委員会が最も重視した「今さら聞けない美容・アンチエイジング医療の基礎と手技やオペ器具、注射針、縫合糸、麻酔剤などの種類・用量、オペ手順」などに対して、術者、演者が解説しながら、質問に応えていく演出が奏功。会場は、「自らが実践に移す際の参考になった」という声が少なくなかった。また会場から1km圏内にある銀座いけだクリニックで行ったライブオペは、フォーラム会場に生映像で流され、双方向でのディスカッションが繰り広げられた。

フォーラムを通じて、会の活動趣旨でもある「専門性を問わず、意欲ある人たちが共に研さん」する理念に、医師、歯科医そしてコ・メディカル幅広い層からの支持と賛同を得たことは間違いない。


（JHM104号より）