コラーゲンサプリメント 「エス・ワン・エス」で 若返り試験実施 [JHM]
[ 2010/8/23 ]
コラーゲンは、真皮、靭帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつで、多細胞動物の細胞外基質の主成分である。体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質のほぼ3分の1を占める程多い。また、コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活に幅広く活用されている。ヒトは加齢とともに減少していき、いつまでも若々しく美しいカラダを維持するためには、良質のコラーゲンを持続して補給することが重要だ。また、人体の60兆個ある細胞の間質に存在して細胞同士をつなぎとめる役割を果たすほか止血作用などが知られている。JSCAM日本臨床抗老化医学会の検定マーク認定を受けている「エス・ワン・エス」は大阪医科大学の元学長山中太木医学博士および榎本義祐医学博士の研究によって開発された栄養補助食品(コラーゲンサプリメント)。自然に近い高分子コラーゲンを使用している。従来これらのコラーゲンを使用した商品は高額なものが多く、臨床データに基づく科学的な効果の裏付けもされていない。こうしたなか「エス・ワン・エス」を開発、販売するピーエスでは、新たなヒト臨床試験を実施、『内面および外面のアンチエイジング、肌の若返り』に対する有効性がこの研究でわかった。
「エス・ワン・エス」の特徴として、まず自然に近い高分子コラーゲンを使用しており、ゼリー状の形態であることが上げられる。日本アレルギー学会評議員の榎木義祐医学博士によると「高分子コラーゲンを摂取すると、一部が消化器官をすり抜けて、アミノ酸に分解されずに、高分子のコラーゲンのまま体内に取り込まれる。この高分子コラーゲンに含まれるアミノ酸の特定の組成が身体に刺激を与え、コラーゲンの成分を促す」として、豚皮から抽出したコラーゲンを高分子のまま粉末化している。
コラーゲン商品の中には水に溶ける粉末コラーゲンや液体タイプのコラーゲンのように「ペブチド加工」されたものが多いが、これは、コラーゲンに特殊加工を施して低分子化したものである。ペブチド加工されたコラーゲン商品は「吸収が早い」と言うのがキャッチフレーズになっている。分子が細かければ吸収が早いのは当然だが、残念ながら、ペブチド加工するとアミノ酸がバラバラになってしまうので、コラーゲンとしての形も留めていないので、安定性がよくない。つまり、本商品は高分子のコラーゲン、自然の食材に近いものを効率よく摂取できる点が非常に優れているといえる。
「エス・ワン・エス」は処方する原料にもこだわりがあり、無臭ニンニクエキス(学術名:サチヴァミン複合体)、ビタミンC、食物繊維、オリゴ糖を配合し、さらにアミノ酸組成が人間に近いといわれている豚皮を使用し、安全かつ効果的になつように設計されている。サチヴァミン複合体(ニンニクの栄養成分)の生理作用は、老化した細胞を若返らせる働きがあり、疲労回復をはじめ、耐久力向上・虚弱体質・アレルギー疾患・増血作用・唾液の分泌促進、等々沢山の諸作用があるといわれている。
今回、コラーゲンサプリメント「エス・ワン・エス」の美容作用に及ぼす検証を試みた。実施医療機関はメディアージュクリニックの富島隆裕MDおよび斉藤糧三MD(現アンサークリニック)が行った。有効性の評価としてアンチエイジング、血管の硬さ(動脈硬化)、さらには肌の若返りをメルクマークに、女性の被験者(32歳〜57歳)に、「エス・ワン・エス」1日4袋(20g)を2ヶ月連続して飲用してもらい、毛穴の数、前後の血管の固さを反映する「脈播伝播速度」を測定。その結果、脈播伝播速度はほぼ全例が値の改善がみられ(平均82.3cm/sの改善)、またウィルコクソン符号付順位和検定をおこない、毛穴:両側(P<0.1)、baPWV:両側(P<0.05)と両者とも有意さをもって改善した。
脈派伝播速度(baPWV)において現在の医療、医薬品を含め改善する治療の有力な糸口は発見されてない。しかし、「エス・ワン・エス」飲用からこうした改善傾向がみられたことは大きな成果と治験にあたった医師からは驚きの声があがっている。
また「肌の若返り」に対する試験でも一定の改善作用があることが示唆された。試験では5名の女性(平均年齢40.8歳)に前述と同じ検査条件で実施したが、結果は明るさに関しては、5例中2例(平均は改善)が改善し、シミの面積、シワの数、彩やかさに関しては、5例中全例が改善という良好なものとなった。モニター時期が7月〜9月にまたがる美肌サプリメントの治験には過酷な時期であるにもかかわらず、良好な改善トレンドを示したことは本商品のポテンシャルを伺いしることができるモニターテストになったといえるだろう。
ピーエスでは、医療機関向けのモニタリングをさらに進めたいとして、希望するクリニックに簡単なパイロット試験を前提に、製品の無償サンプルを提供するとしている。希望する医療施設は、施設名、ご住所、電話・FAX番号、担当医師名、明記の上、本紙編集部電話03—6221—3121かメールinfo@e-jhm.jpにご連絡下さい。
(JHM95号より)
「エス・ワン・エス」の特徴として、まず自然に近い高分子コラーゲンを使用しており、ゼリー状の形態であることが上げられる。日本アレルギー学会評議員の榎木義祐医学博士によると「高分子コラーゲンを摂取すると、一部が消化器官をすり抜けて、アミノ酸に分解されずに、高分子のコラーゲンのまま体内に取り込まれる。この高分子コラーゲンに含まれるアミノ酸の特定の組成が身体に刺激を与え、コラーゲンの成分を促す」として、豚皮から抽出したコラーゲンを高分子のまま粉末化している。
コラーゲン商品の中には水に溶ける粉末コラーゲンや液体タイプのコラーゲンのように「ペブチド加工」されたものが多いが、これは、コラーゲンに特殊加工を施して低分子化したものである。ペブチド加工されたコラーゲン商品は「吸収が早い」と言うのがキャッチフレーズになっている。分子が細かければ吸収が早いのは当然だが、残念ながら、ペブチド加工するとアミノ酸がバラバラになってしまうので、コラーゲンとしての形も留めていないので、安定性がよくない。つまり、本商品は高分子のコラーゲン、自然の食材に近いものを効率よく摂取できる点が非常に優れているといえる。
「エス・ワン・エス」は処方する原料にもこだわりがあり、無臭ニンニクエキス(学術名:サチヴァミン複合体)、ビタミンC、食物繊維、オリゴ糖を配合し、さらにアミノ酸組成が人間に近いといわれている豚皮を使用し、安全かつ効果的になつように設計されている。サチヴァミン複合体(ニンニクの栄養成分)の生理作用は、老化した細胞を若返らせる働きがあり、疲労回復をはじめ、耐久力向上・虚弱体質・アレルギー疾患・増血作用・唾液の分泌促進、等々沢山の諸作用があるといわれている。
今回、コラーゲンサプリメント「エス・ワン・エス」の美容作用に及ぼす検証を試みた。実施医療機関はメディアージュクリニックの富島隆裕MDおよび斉藤糧三MD(現アンサークリニック)が行った。有効性の評価としてアンチエイジング、血管の硬さ(動脈硬化)、さらには肌の若返りをメルクマークに、女性の被験者(32歳〜57歳)に、「エス・ワン・エス」1日4袋(20g)を2ヶ月連続して飲用してもらい、毛穴の数、前後の血管の固さを反映する「脈播伝播速度」を測定。その結果、脈播伝播速度はほぼ全例が値の改善がみられ(平均82.3cm/sの改善)、またウィルコクソン符号付順位和検定をおこない、毛穴:両側(P<0.1)、baPWV:両側(P<0.05)と両者とも有意さをもって改善した。
脈派伝播速度(baPWV)において現在の医療、医薬品を含め改善する治療の有力な糸口は発見されてない。しかし、「エス・ワン・エス」飲用からこうした改善傾向がみられたことは大きな成果と治験にあたった医師からは驚きの声があがっている。
また「肌の若返り」に対する試験でも一定の改善作用があることが示唆された。試験では5名の女性(平均年齢40.8歳)に前述と同じ検査条件で実施したが、結果は明るさに関しては、5例中2例(平均は改善)が改善し、シミの面積、シワの数、彩やかさに関しては、5例中全例が改善という良好なものとなった。モニター時期が7月〜9月にまたがる美肌サプリメントの治験には過酷な時期であるにもかかわらず、良好な改善トレンドを示したことは本商品のポテンシャルを伺いしることができるモニターテストになったといえるだろう。
ピーエスでは、医療機関向けのモニタリングをさらに進めたいとして、希望するクリニックに簡単なパイロット試験を前提に、製品の無償サンプルを提供するとしている。希望する医療施設は、施設名、ご住所、電話・FAX番号、担当医師名、明記の上、本紙編集部電話03—6221—3121かメールinfo@e-jhm.jpにご連絡下さい。
(JHM95号より)