日本生物科学研究所（☎072-631-1203）、あした葉ポリフェノール〝カルコン〟を主成分とした機能性食品素材『あした葉ポリフェノールCHALSAP-L3』（総カルコン含量3%明日葉エキス乳化液）を1月12日より発売した。

これを機に、先行発売している総カルコン含量8%粉末品を『あした葉ポリフェノールCHALSAP-P8』とし、新ラインナップの『あした葉ポリフェノールCHALSAP-L3』を加えた2アイテムの販売を本格展開する。

あした葉ポリフェノール〝カルコン〟は、アシタバの茎や葉の切断面から滲み出る鮮やかな黄色いエキスに含まれるポリフェノール成分で、特徴的な2種類の物質「キサントアンゲロール」と「4-ヒドロキシデリシン」を多く含む。同社研究成果として報告済みの抗菌作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用に加え、新たに「内蔵脂肪減少作用」も確認されており、『あした葉ポリフェノールCHALSAP』をメタボリックシンドローム対応の機能性食品素材として販売強化していく。

あした葉ポリフェノール〝カルコン〟は脂溶性成分で、これまで食品への応用範囲が限定されているが、『あした葉ポリフェノールCHALSAP-L3』は、水への分散性に優れた液状品で、ドリンク、ゼリーなどの一般食品へ幅広く展開することが可能になった。



（JHM91号より）