国内で勢いますミラクルリフト [JHM]
[ 2010/1/20 ]
城本クリニック・古谷医師300症例もとに発表
Dr Wooのミラクルリフトを300症例こなした古谷MD。
フォーラムでは日本人向けに施術法を変えたノウハウも発表した
「アプトス、ハッピーリフト、シルエットリフトなど、今まで多くのスレッドリフティングを採用してきたが、固定力、張力はもちろん腫れなど術後のダウンタイムが短いことがDr Wooのミラクルリフトです」
先ごろ開催された第7回東京アンチエジングフォーラム(11月22日、23日JSCAM主催・秋葉原UDXカンファレンスホール)で、症例発表をした城本クリニック京都院長・古谷 鉄夫MDは講演の冒頭述べた。
何よりこうしたスレッドリフティングは非切開法による施術が患者から支持
される最大の理由として、美容整形に対するユーザーからの安心感に加え、他の非切開術に比べ圧倒的に術後の変化が大きいと強調する。Dr Woo式のミラクルリフトを300症例以上はこなす古谷MD、城本クリニック・グループ(17院)内のドクターへも評判が広がり、「Dr Wooミラクルリフト・マスタートレーニングコース」に新たな医師が次々と参加して、施術法を学んでいる。
自らが行なった症例を見せながら、ミラクルリフトの優位性のポイントを公開、3000症例をこえるリフティングをこなすDr Wooの施術法の良さ(骨膜に固定する斬新な方法、Dr Woo開発のスレッドの長さ・糸の組織内繊維化の強さと糸の毛羽立ち構造・糸の経済的コウスト・麻酔法・穿針と剥離のノウハウ・術後のフォロー)を解説しながらも、、同医師が多くの症例で経験した末の、日本人がもつ皮膚の特質や痛みに対する耐性に対して最も適したやり方を述べた。
古谷MDによるミラクルリフト症例(左→右)
一方、東京、近畿そして宮崎など同クリニックがある商圏で、このフェイスリフト術はほぼ独占状態だと話すが「韓国と日本人との皮膚組織の違いは多少あるものの、現在のところ最も優れたリフティング法であることは間違いない。もっと多くのクリニックが採用して、若返りを望む潜在需要を共に掘り起こしていきたい」とフェイスリフト市場の共有と拡大を古谷MDは強調した。
講演を聞いた美容整形医の中には、改めてこの新・スレッド術に高い関心をもつ医師も少なくなかった。古谷MD、そうした参加者に対して「症例をこなしていけば両頬1時間もかからずオペが終わる。幣院では45万円の治療費だが、そこにかかる経済コストは、糸代4〜5万円、麻酔剤くらい。コストパフォーマンスは圧倒的によい」と力説した。
フォーラムではまた、非切開でふくらはぎ痩身を行なう新たな施術NICR法についても講演された。演者はこの施術第一人者Dr Won(韓国MiracleClinic釜山院長)で、症例をもとにNICRの有効性、安全性を述べた。症例数の多さから、ミラクルリフトと並んで韓国から世界、そして日本に導入が進む勢いをみせる「若返り術」である。
ふくらはぎにあるひふく筋とひらめ筋のうち、ひふく筋を特殊な高周波で神経遮断することで、細くする施術法で一部では技術未熟な医師の手術で、韓国でも問題になったが、基本的には事故が極めて少ないふくらはぎの新たな痩身術。
高周波機器から配線されたプローブを使ってふくらはぎに穿針、ひふく筋の神経を特定しながら(患者によって多少の誤差はあるが)十数か所を遮断していく。穿針の範囲やプローブの動かし方などはトレーニングによって習熟していくが、決して難しい施術ではないとWon医師は話す。
高周波の操作は基本的に神経が見つかるまで2Vの電圧をかけ、探索が完了したら徐々にボルトを落としながらプローブをより神経に近づけ遮断することになる。この神経探索のコツは「左手でふくらはぎ表面を押さえ、目視もしながら振動の感触を覚えることがポイント」と解説。なぜならひらめ筋とひふく筋ではその振動が違うのだという。
ボトックスに比べNICRは高周波で神経を遮断するため、効果の持続時間が長く、結果的にボトックスによる痩身よりも、患者が負担するコストは低い。また、腹部や二の腕と同じように脂肪吸引法も、ふくらはぎで行なわれるケースが少なくないが、一般的にふくらはぎを形成する70%が筋肉質で脂肪はわずか20%足らず。
「ふくらはぎのダイエットだけは難しかった」と、自らの脂肪吸引術を行なってきた経験を述べながら、5年前にこのNICRと出会い、その施術の有効性を改めて強調した。
高い成功率をもつこのNICR、後は術後の歩行障害や転倒などのリスクファクターが気にかかるところだが、「全く問題ない」とWon医師。その理由について、ふくらはぎの筋肉は25%がひふく筋で、70%がひらめ筋で構成されており、ひふく筋を0%にしても自然にひらめ筋が80%、90%とリカバーしていくと解説した。
講演後、リバウンドの質疑に対しては、「ひらめ筋のリカバーがあるため、3000症例のうち5年経過してふくらはぎが元に戻ったケースはごくわすかだがある」として、今後の経時的な観察を行なっていきたいと答えた。
JHM健康医療ジャーナルと韓国・MIRACLE CLINIC共催「ミラクルリフト&NICR」マスター認定コースの第6期・韓国ソウルマンツーマンLiveSurgeryが、1月23日(土)—24日(日)実際される。DRWOO Jung Hoが開発、実践する驚異の新スレッド・リフティング療法「J.J.ミラクルリフト」に加え、同院・釜山院長の美脚再生と噛筋退縮により実現できる小顔術を実践するNICR(高周波でふくらはぎ・ひふく筋内の神経を遮断、筋肉退縮法)を同時に実施し、ダブルライセンス取得ができるコースで、すでに第5期が修了し「マスター修了認定証」が28名に授与された。本コースは、1回のみの参加はもちろん、6期までの東京入門コース受講者についても、このソウルLive参加で、修了認定が認められる。
(JHM90号より)
Dr Wooのミラクルリフトを300症例こなした古谷MD。
フォーラムでは日本人向けに施術法を変えたノウハウも発表した
「アプトス、ハッピーリフト、シルエットリフトなど、今まで多くのスレッドリフティングを採用してきたが、固定力、張力はもちろん腫れなど術後のダウンタイムが短いことがDr Wooのミラクルリフトです」
先ごろ開催された第7回東京アンチエジングフォーラム(11月22日、23日JSCAM主催・秋葉原UDXカンファレンスホール)で、症例発表をした城本クリニック京都院長・古谷 鉄夫MDは講演の冒頭述べた。
何よりこうしたスレッドリフティングは非切開法による施術が患者から支持
される最大の理由として、美容整形に対するユーザーからの安心感に加え、他の非切開術に比べ圧倒的に術後の変化が大きいと強調する。Dr Woo式のミラクルリフトを300症例以上はこなす古谷MD、城本クリニック・グループ(17院)内のドクターへも評判が広がり、「Dr Wooミラクルリフト・マスタートレーニングコース」に新たな医師が次々と参加して、施術法を学んでいる。
自らが行なった症例を見せながら、ミラクルリフトの優位性のポイントを公開、3000症例をこえるリフティングをこなすDr Wooの施術法の良さ(骨膜に固定する斬新な方法、Dr Woo開発のスレッドの長さ・糸の組織内繊維化の強さと糸の毛羽立ち構造・糸の経済的コウスト・麻酔法・穿針と剥離のノウハウ・術後のフォロー)を解説しながらも、、同医師が多くの症例で経験した末の、日本人がもつ皮膚の特質や痛みに対する耐性に対して最も適したやり方を述べた。
古谷MDによるミラクルリフト症例(左→右)
一方、東京、近畿そして宮崎など同クリニックがある商圏で、このフェイスリフト術はほぼ独占状態だと話すが「韓国と日本人との皮膚組織の違いは多少あるものの、現在のところ最も優れたリフティング法であることは間違いない。もっと多くのクリニックが採用して、若返りを望む潜在需要を共に掘り起こしていきたい」とフェイスリフト市場の共有と拡大を古谷MDは強調した。
講演を聞いた美容整形医の中には、改めてこの新・スレッド術に高い関心をもつ医師も少なくなかった。古谷MD、そうした参加者に対して「症例をこなしていけば両頬1時間もかからずオペが終わる。幣院では45万円の治療費だが、そこにかかる経済コストは、糸代4〜5万円、麻酔剤くらい。コストパフォーマンスは圧倒的によい」と力説した。
フォーラムではまた、非切開でふくらはぎ痩身を行なう新たな施術NICR法についても講演された。演者はこの施術第一人者Dr Won(韓国MiracleClinic釜山院長)で、症例をもとにNICRの有効性、安全性を述べた。症例数の多さから、ミラクルリフトと並んで韓国から世界、そして日本に導入が進む勢いをみせる「若返り術」である。
ふくらはぎにあるひふく筋とひらめ筋のうち、ひふく筋を特殊な高周波で神経遮断することで、細くする施術法で一部では技術未熟な医師の手術で、韓国でも問題になったが、基本的には事故が極めて少ないふくらはぎの新たな痩身術。
高周波機器から配線されたプローブを使ってふくらはぎに穿針、ひふく筋の神経を特定しながら(患者によって多少の誤差はあるが)十数か所を遮断していく。穿針の範囲やプローブの動かし方などはトレーニングによって習熟していくが、決して難しい施術ではないとWon医師は話す。
高周波の操作は基本的に神経が見つかるまで2Vの電圧をかけ、探索が完了したら徐々にボルトを落としながらプローブをより神経に近づけ遮断することになる。この神経探索のコツは「左手でふくらはぎ表面を押さえ、目視もしながら振動の感触を覚えることがポイント」と解説。なぜならひらめ筋とひふく筋ではその振動が違うのだという。
ボトックスに比べNICRは高周波で神経を遮断するため、効果の持続時間が長く、結果的にボトックスによる痩身よりも、患者が負担するコストは低い。また、腹部や二の腕と同じように脂肪吸引法も、ふくらはぎで行なわれるケースが少なくないが、一般的にふくらはぎを形成する70%が筋肉質で脂肪はわずか20%足らず。
「ふくらはぎのダイエットだけは難しかった」と、自らの脂肪吸引術を行なってきた経験を述べながら、5年前にこのNICRと出会い、その施術の有効性を改めて強調した。
高い成功率をもつこのNICR、後は術後の歩行障害や転倒などのリスクファクターが気にかかるところだが、「全く問題ない」とWon医師。その理由について、ふくらはぎの筋肉は25%がひふく筋で、70%がひらめ筋で構成されており、ひふく筋を0%にしても自然にひらめ筋が80%、90%とリカバーしていくと解説した。
講演後、リバウンドの質疑に対しては、「ひらめ筋のリカバーがあるため、3000症例のうち5年経過してふくらはぎが元に戻ったケースはごくわすかだがある」として、今後の経時的な観察を行なっていきたいと答えた。
JHM健康医療ジャーナルと韓国・MIRACLE CLINIC共催「ミラクルリフト&NICR」マスター認定コースの第6期・韓国ソウルマンツーマンLiveSurgeryが、1月23日(土)—24日(日)実際される。DRWOO Jung Hoが開発、実践する驚異の新スレッド・リフティング療法「J.J.ミラクルリフト」に加え、同院・釜山院長の美脚再生と噛筋退縮により実現できる小顔術を実践するNICR(高周波でふくらはぎ・ひふく筋内の神経を遮断、筋肉退縮法)を同時に実施し、ダブルライセンス取得ができるコースで、すでに第5期が修了し「マスター修了認定証」が28名に授与された。本コースは、1回のみの参加はもちろん、6期までの東京入門コース受講者についても、このソウルLive参加で、修了認定が認められる。
(JHM90号より)