培養樹状細胞などによる免疫細胞療法で知られる瀬田クリニックが、新たにリンパ浮腫外来を立ち上げる。

リンパ浮腫は、乳がんなどの外科的治療や放射線療法によるリンパ管の圧迫や狭窄、閉塞によって、細胞の隙間にタンパク質や水分が過剰に滞留した状態で、近年、弾性着衣などが保険適用となるなど、QOLを向上させるための努力が続けられている。

瀬田クリニックが立ち上げるリンパ浮腫外来は、弾性着衣による圧迫療法のみならず、リンパドレナージュやスキンケア、運動療法までを含んだ複合的理学療法で、セルフケアについての講習会なども適時行われる総合的なもの。

同院の患者のみならず、他院で治療中の患者についても、広く受け付け、リンパ浮腫についての啓蒙や患者のQOLの向上に貢献していく。
問合せ：瀬田クリニック新横浜(045‐478-6377まで。


（JHM90号より）