天然抗菌素材 『Etiquette-BOR』 [JHM]
[ 2009/9/14 ]
口腔ケアは、歯科の予防医療として、定着しているが、効果を挙げているとは言いがたい。歯周病の有病率は高く、まだまだ新しい手段や商材が市場を広げることの出来る分野といえる。その口腔ケアの市場に新しい素材が韓国から上陸する。韓国・延世大学の歯学部が研究し、製品化された天然抗菌成分だ。水溶性のため、エタノールを使わずにマウスウォッシュや歯磨き、キャンディーやガムに添加することが出来、天然物では稀に見る抗菌活性を見せるといわれている『Etiquette-BOR』。本稿ではこの新しい水溶性天然抗菌成分について報告する。
口腔疾患には虫歯、歯周炎、口臭、歯牙変色、口腔乾燥症、口腔がんなどがあるが、そのうちの虫歯や歯周炎、口臭などは、Streptococcus mutansをはじめとする口腔内有害微生物によるものが多い。
そこで、正しい歯磨きによるプラークコントロールやマウスウォッシュ、唾液の分泌を促すためのガムなど、様々な方法で口腔内を清浄に保つことが慣行されている。口腔内の有害微生物の制御が口腔疾患の要といって良い。
口腔内を清浄に保つための商品はあまたある。例えば、マウスウォッシュ一つとっても、洗口液や液体歯磨き、医薬部外品や医薬品のものまで多数の種類がある。
極度なきれい好きの日本人ではあるが、歯周病の有病率は、低くない。約8割が歯周病予備軍と言われている。
また、口臭もその原因は口腔内有害微生物で、システインやメチオニンなどの含硫アミノ酸はイオウ化合物となり、同様にアルギニンやリジンは窒素化合物に代謝されて口臭の原因となる。
(JHM87号より)
口腔疾患には虫歯、歯周炎、口臭、歯牙変色、口腔乾燥症、口腔がんなどがあるが、そのうちの虫歯や歯周炎、口臭などは、Streptococcus mutansをはじめとする口腔内有害微生物によるものが多い。
そこで、正しい歯磨きによるプラークコントロールやマウスウォッシュ、唾液の分泌を促すためのガムなど、様々な方法で口腔内を清浄に保つことが慣行されている。口腔内の有害微生物の制御が口腔疾患の要といって良い。
口腔内を清浄に保つための商品はあまたある。例えば、マウスウォッシュ一つとっても、洗口液や液体歯磨き、医薬部外品や医薬品のものまで多数の種類がある。
極度なきれい好きの日本人ではあるが、歯周病の有病率は、低くない。約8割が歯周病予備軍と言われている。
また、口臭もその原因は口腔内有害微生物で、システインやメチオニンなどの含硫アミノ酸はイオウ化合物となり、同様にアルギニンやリジンは窒素化合物に代謝されて口臭の原因となる。
(JHM87号より)