アンチエイジングにおいて痩身や美容皮膚の施術として、一つのカテゴリーを形成しているメソセラピー。しかし、メソセラピーが一時の勢いを無くしていると指摘も一部ではある。
それは、メソセラピーというキーワードが脂肪吸引の代替として、痩身術の一つとして捕らえられてしまっているからに他ならない。メソセラピーはあくまでドラッグデリバリーの方法の一つであって、注入される薬剤によって、その効果はさまざまに変わる。
したがって、メソセラピーの効果を疑うのであれば、その前に、注入している薬剤を疑う必要がある。
例えばプラセンタの顔面打ちや、自己血小板注入療法（PRP注入療法）なども、広義の意味で捉えれば、メソセラピーといえるのではないだろうか？これらについては、メソセラピーほど懐疑的には見られていないと思うのは本紙だけであろうか。
ノンニードルメソセラピーとも呼ばれるエレクトロポレーションも同様だ。むしろ直接的に注入されるわけではないので、導入する液剤に対する選択は、メソセラピーよりも厳しく行う必要がある。
日本製のエレクトロポレーションマシンの草分けとして知られるビーティフィック（本社/大阪市）の『イーポレーション®』シリーズ用の導入液として、フコキサンチンを主成分とした『EPエッセンスFX/フコキサンチン』が注目されている。



（jce5号より）