口腔サプリ需要拡大! [JHM]
[ 2009/4/20 ]
落合歯科医院・落合義徳院長
歯科医がアンチエイジング医療を導入する事例が急増している。歯科診療所数はコンビニエンスストアよりも多い約7万軒あり、国民医療費8%の枠を7万軒が凌ぎ合っている現状だ。歯科ではこれまでも歯ブラシや歯磨き粉などを院内販売してきたため、物販に強いというイメージがあるが、とある歯科医にインタビューしたところ、歯科での物販は、良くても売上の10%程度なのだという。歯ブラシなど、トゥースケア用品以外の販売を行なっている歯科クリニックは数えるほどしか存在していない現状だ。歯周病菌が生活習慣病の触媒であるという考え方も広まってきた。これまで歯科とは全く接点がないと思われた「点滴療法」も、歯科口腔領域に応用できることで、点滴療法を学ぶ歯科医師も急増している。そんな状況の中、最近ではサプリメントを活用する歯科医が急増しているのだという。そこで、今回、歯科でのアンチエイジングとサプリメントに注目してみる。
(JHM83号より)