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一般社団法人 JAAS日本アンチエイジング外科学会

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研究会発足で日本の医師ネットワークを [JHM]

[ 2009/3/27 ]
 さて、いよいよ撮影禁止区域の世界最大のステムセルGMPセンターに入ることとなるが、当然、クリーン域は入室できない。1000坪を要するこの区域は、それぞれ厳格にGMP基準を満たしながら、研究スタッフ数百人が従事する。
現在の培養そして保管能力は、年間25,000人分で、気化タイプの液体窒素タンクに保管していく(一人の幹細胞は5cc5本分)。
幹細胞の数は1億個といわれ、15年間のバンキングで500万Wonの費用がかかる。
センターでは、吸引された脂肪細胞が到着した段階でさまざまな厳格なチェックが行なわれ、分離・培養・増殖された幹細胞でも厳格なチェックがされ治療もしくは保管されていく。チェック項目には、B型、C型肝炎やエイズウイルスのチェックや韓国厚生省が課すCMVIgG,CMVIgMなどの項目もはいるという。
09年、実用化されるステムセル・セラピーは韓国から世界へ、そして日本に上陸することになる。

■ 現地取材したRNL・BIOのRa CEOそして、シンクタンクであるソウル大・李教授を4月26日(日)日本に迎え、最前線の再生医療ビジネスと題して詳しく講演してもらうことになりました。主催:JSCAM日本臨床抗老化医学会では、5月○日、○日には韓国現地での派遣研修会も実施します。また、同社センターとの連携を行い日本での疾病分野でのステムセル・セラピーを推進していく医新会・横山 博美MDには、今回の取材についてご尽力をいただいており、培養技術で日本側の権利社となっているシームズ社と共に、今後、日本でのステムセル・セラピーの研究会発足に向けて提携していく予定。



(JHM83号より)
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