[JHM] アンチエイジング医療での美容・痩身①
[ 2008/8/1 ]
メタボリックシンドローム特定健診・保健指導がスタートしたが、実際の事業として結びついているという話が中々聞こえてこない。メタボリックシンドロームの対象者は、中高年男性の1/2、女性の1/5にのぼり、これら全てが、痩身での顧客として捉えてみたら、どうだろう。当然ながら、女性では1/5以上に潜在需要は多い。厚生労働省のガイドライン通りの保健指導では、結果を残すのが困難だ。一方、多くのクリニックでは、メタボリックシンドローム特定健診・保健指導の受け皿となることを求められていながらも、そのノウハウがない。もともとメタボリックシンドロームは、医療費を抑制するための健診であり、保健指導だ。保健指導は制度の下に行い、それに加えて、痩身や美容のメニューに組み込むことで、ビジネスが見えてくるのである。アンチエイジング医療では、メタボリックシンドロームとして取り組む痩身が、新たな美容メニューとして提案できる。
(JHM75号より)