[JHM] 第1回アンチエイジング展覧会③
参加対象、企業関係者にも門戸広げる
午前9時半からは、米国ハワイのAloha Plastic Surgery LLCのパスクワリMDによる「美容アンチエイジングは性生活を向上する〜女性器の美容整形(Surgery&NonSurgery)がもたらすもの〜アメリカ抗老化医療の需要と新たなメソ・ボトックスなどの診療」というテーマの講演。日本ではタブー視されがちな「アンチエイジングと性生活の改善」について、米国での需要の大きさについて発表がある。
続いて、10時20分からは、韓国ミラクル形成外科クリニックのウジョンホMDが「世界に発信!する韓国JJミラクルリフトの施術〜メスを使わず30分で若返る、驚異のリフティング療法の症例(3年間400回)とその手技〜短いダウンタイムと長い持続性の秘密とは」という講演を行なう。ミラクルリフトの名が示すとおり、奇跡的とも言えるリフティング術の内容となる。
11時からはJSCAM理事長の松山 淳MDによる「アンチエイジング市場はビジネスチャンスを生む〜経済的効果を生み出す若返りマーケットと保険外診療の有用性〜そしてJSCAMが考える自由診療におけるリスクマネージメントプランと賠償責任共済のこれから」が講演される。
11時20分からは「臨床ストレスマネジメントは、メンタル・アンチエイジングの担い手〜メンタルバランス心理カウンセラーの養成で、抗老化医療は変わる」というタイトルで、JSCAMサテライト・臨床メンタルバランス研究会、メンタルバランス研究所所長の栗原 延年氏が講演する。
お昼休憩を挟み午後1時からは、JSCAMサテライト・臨床アンチエイジング薬剤師研究会、渡辺オイスター研究所代表取締役社長である渡辺 貢PhDより「(仮題)アンチエイジングの宝庫!ワタナベ活性型オイスターの有用性と抗老化臨床ファーマシストの育成と薬局カウンセリングのあり方」というテーマで、安全性・有用性のエビデンスが豊富な活性型オイスターについてと、年々重要視される薬局でのカウンセリングについて講演する。
午後2時5分からは東京女子医科大学 名誉教授 若松 信吾MDによる「美容医療とアンチエイジング〜時代の要請は皮膚科、美容外科などを網羅した美容医療へと進む」が行われ、午後2時40分からは「皮膚疾患へのサプリメントアプローチ〜症例提示と導入の可能性」という題で新宿溝口クリニックの溝口 徹MDが発表する。分子整合矯正医学の第一人者である溝口MDが本邦初公開となる皮膚疾患へのアプローチについて解説するのである。
午後3時10分からは町立小鹿野中央病院院長の小野 正人MDと医新会理事長、横山 博美MDによる講演「転ばぬ先のメディコトリム運動〜元気老人を再生!健康増進運動を促進する地域の公的病院の取組みとその成果」を行う。高齢者の疾病予防運動であるメディコトリム運動を行う医師として高名な小野MDと、老健施設を運営する横山MDが実例を元にアンチエイジングのメインターゲットともいえる高齢者へのアプローチについて語る。
午後4時10分からは白寿会ハートフルクリニック理事長の平良 茂MDが「保険診療から自由診療を導入するときの心得〜混合診療にならないアンチエイジング診療の運営と、明日からできる初期メニュー/点滴・サプリメント・アンチエイジングドック」というテーマで行う。JSCAMの点滴・サプリメント療法指導医でもある平良MDが、点滴療法やサプリメント療法、アンチエイジングドックなど、医師であればすぐにでも始められる方法や心得を解説する。
最後のテーマは午後4時45分からの「根治医療はもはや医師だけには任せられない〜アンチエイジング診療と臨床健康学をベースにしたスペシャリストによる機能性医学(Functional Medicine)の実践で、国民皆保険制度は存続できる!」をメディアージュクリニック代官山の斎藤 糧三MDが行う。日本機能性医学研究所のチーフメディカルオフィサーでもある斎藤MDが機能性医学について解説を行う内容となっている。
プログラムの一覧および参加については今号12面に詳細が。また申込は差込ビラにて。
参加費は、JSCAM会員が5,000円(2単位授与)、非会員は1,000円(単位なし)だが、JSCAMに同時入会(医師A会員、入会金・年会費15,000円、その他コメディカル入会金・年会費13,000円)すれば2単位が授与(参加費5,000円)される。また、展示会場および企業プレゼンテーションは特別招待状にて未了入場・聴講ができる。お問合せは、健康医療ジャーナル Tel:03-6222-3121まで。
(JHM75号より)