[Jaam]アフェレーシス治療とプラセンタ療法の考え方とその実際
[ 2008/6/17 ]
Therapeutic Apheresis and Placental Growth Factor in Anti-Aging Therapy アフェレーシス治療とプラセンタ療法の考え方とその実際: Sawako Hibino, M.D., Ph.D. ABAARM, Scientific Coordinator ,WOSAAM Anti-Aging Medical Research Center Doshisha University 日比野佐和子 MD.,Ph.D. 同志社大学アンチエイジングリサーチセンター WOSAAM 世界アンチエイジング学会学術部門日本代表 Euromedicom 日本支部学術顧問 |
現在、多くの抗酸化成分が注目されているが、その中でも、プラセンタ(胎盤)にはアミノ酸、活性ペプチド、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸のほか、種々の生理活性物質が含まれていることが知られている。また、肝成長因子、神経成長因子といった組織再生作用の強い各種因子の存在も確認されている。現在、化粧品や医薬品原料としても用いられており、抗炎症作用、抗腫瘍作用、メラニン生成抑制作用および抗酸化作用などを示す成分が存在する可能性が示唆され、抗加齢領域でも注目を浴びている。プラセンタにはまだまだ、未知の成分が含まれており、まだまだ多くの課題が残されており、今後、さらなる研究が必要である。私は、今後も、研究者、医師として、臨床に応用できる基礎研究、そして、臨床研究に携わっていきたいと考えている。 |