こうしたことからJSCAM側からも、この連携によって、アンチエイジング医療の一翼を担う役割を薬剤師に与えながら、同時に、薬局流通の経営改善もはかれるきっかけにしてもらいたい、としている。
加盟のおよそ3分の一の薬剤師、スタッフを「臨床アンチエイジングの知識をもつ」スペシャリストに育成していきたい、ともいう。
今後、JSCAM及び研究会に入会した会員は年3回のJSCAM提携のセミナーを受講しながら、「臨床ファーマシスト」「ファーマシー・カンセラー」の資格認定を受けることになっている。
■本稿で紹介した、JSCAMサテライト（分科会）団体は、すでに発足している「ACEクリニカル・エステ・アカデミー」（メディカルエステのスペシャリスト養成スクール）によるJSCAM連名の資格認定「クリニカル・エステ専門医」「ナース・エステティシャン」「クリニカル・エステティシャン」、「ニュートリションサプリメント・アドバイザー」資格、日本臨床医学発毛研究会による「発毛診療医」、そして今回スタートする臨床アンチエイジング薬剤師研究会による資格「臨床ファーマシスト」「ファーマシー・カンウセラー」となる。また、6月にサテライト団体としてJSCAMが連携する予定のメンタルバランス研究会による「（仮称）臨床ストレス・マネージメントカウンセラー」資格の準備も進めている。
◎臨床アンチエイジング薬剤師研究会の詳しいの内容問合せは、渡辺オイスター研究所(042‐651‐8118か、JSCAM事務局(03-6222-3121まで。

（JHM74号より）