[JHM] Clinical-Esthitic ①
[ 2008/5/2 ]
機能性成分を経皮吸収させるためのドクターズコスメの定着には、目覚しいものがある。美容皮膚を行なっているクリニックにおいて、ホームケア用の基礎化粧品を置いていないところは皆無と言って良い。皮膚美容において、ホームケアはそれだけ重要であると認識されている。
皮膚のホームケアにおいて、案外見過ごされているのが、“入浴”ではないだろうか?バスタイムは誰もが行なう、唯一のスキンケアの時間であると言っても過言ではない。そのバスタイムを美肌のホームケアの時間とするための入浴剤が販売を開始する。
富士産業の薬用入浴剤(医薬部外品)『讃岐 まんのう・湯』がその商品。ネーミングは単なる温泉の素かと思われがちだが、同製品の有効成分は、一般的な入浴剤のものとは、一線を画す。
『讃岐 まんのう・湯』の有効成分はニンニクB1エキス。そのニンニクB1エキスに含まれているアリチアミンが有効成分だ。いわゆる“ニンニク注射”としてクリニックでも定着している、フルスルチアミンと同様、ビタミンB1の誘導体である。
(JHM 第73号より)