とりわけ、医師、看護師そしてエステティシャンのための＂アンチエイジングセラピー＂を勉強する講習会は、昨年から開催され、現場の施術にすぐ生かせる実技指導も交えた講習会として好評だったようです。
こうした反響の高さから、医学会では、さらに医療とエステの融合をはかる「メディカルエステの基礎と実践」をさまざまな角度から学んでいくメディカルエステ分野のプロフェッショナルを養成する講座を、と考え講習会と連動したアカデミースクールを開校することを決定したそうです。
医療の立場からは『エステの施術とサービスを学びたい』、エステサロンの方からは『医療の視点からさらにレベルアップした美容学、予防医療の知識を吸収したい』という双方のニーズを満たしてくれる内容になるかも知れません。
　さて、「クリニカル・エステアカデミー」では、4月から9月までの前期スクール、10月から3月までの後記スクール制を予定していますが、スクール生の対象者は、エステティシャンに止まりません。医療側からエステ術・顧客への接遇などを学びたい、とするニーズもあることから、医師そして看護師にも広く門戸を広げていくそうです。

(Jce 第3号より)