[JHM] 健康食品のナノカプセル化に成功
[ 2008/3/26 ]
金秀バイオでは、医薬・化粧品分野のみで活用されていたリポソーム技術を食品分野に応用し、独自の加工技術によって食品原料のみを使用したナノカプセル製剤を実現した。
食品原料のみでのナノカプセル化は困難であると言われ続けていたが、今回、高機能健康食品「ナノカプセル」として同社ではフコイダンエキス、アガリクス菌糸体エキス、秋ウコンエキスのナノカプセルバージョンを販売し始めた。
ナノカプセル化することで、どのような効果となるのか?まず1つは、薬効成分を胃酸や膵液から保護することで、分解を受けにくく活性・効果が持続する点と、ナノカプセルの粒子径は腸管吸収に必要な100〜500nmに調整してあるため、薬効成分の腸管吸収率向上が期待できるのである。
同社では先述した3種のナノカプセル化エキスについての機能性評価も行っており、ナノカプセル化したことによる効果の上昇を確認している。
(JHM 第72号より)