[JHM] 第9回ドクターアンケート ③
[ 2008/3/19 ]
2年前とは大きな変化!
ここ2年で、医師の健康食品・サプリメントを見る目は、これだけ変化しているのである。“売っているクリニック”は、全国規模で考えれば、まだ少数かもしれないが、今後増えることはあっても、減ることはないといえよう。
すでに多くの医師が、サプリメントについての正しい理解をし、販売しているのである。歯医者に行けばキシリトールガムが売られているように、クリニックではサプリメントが売られる日がすぐそこまで来ている。
現在、医療機関とサプリメントのメーカーとは個々の繋がりでしかない。クリニックはサプリメントメーカーに直接発注をかけている状態だ。そこには卸しや代理店が関与していないため、流通量としての統計が出しづらいため、まとまった流通経路として捉えづらい。ただ、医療機関をサプリメントの販売先と捉えられないメーカーは、将来の利益を大幅に失うと思われる。
弊紙は取材を通じてサプリメントを扱う多くのクリニックに足を運んでいる。5年前までは、サプリメントを扱っているクリニックを探す必要があったが、今ではサプリメントを扱っている医師を捜すことに苦労はなく、どのように使っているか?どのくらい使っているか?などが取材の対象となっている。
確かにサプリメントメーカーが、いきなりクリニックに出向くことは難しいかもしれない。しかし、扉は既に開かれていると今回のアンケートから読み取ることができる。
(JHM 第72号より)