クローズアップ医療①
[ 2008/2/19 ]
08年アンチエイジング医療の展望とは?
07年のアンチエイジングを振り返る
1年を象徴する漢字が“偽”と決定するほど、食品業界の相次ぐ偽造・偽表示問題に揺れた2007年。健康食品もそのあおりを受けたかのように思えるが、着実に安全性などのEBMを蓄積する製品も多かった。アンチエイジングは、先日TBSの「報道特集」で放映されたように、一般消費者の手に届かないものや絵空事ではないことが浸透しはじめてきている。それらに加え来年2008年から実施される特定健診・保健指導制度の準備期間として、様々な情報が飛び交っている年でもある。2008年はメタボリックの新たな健診・指導制度が導入されるが、診療報酬が変わり、今回も開業医の初診・再診料も変化すると言われている。このような現状の中、既存の保険診療だけでなくアンチエイジング医療に着手する医師が増加するだろうと本紙では予測する。そこでアンチエイジングクリニックに求められる検査・診断・サプリ、素材・機器とはどのようなものなのかを07年を振り返ることにより、はじき出す。
(JHM 第71号より)