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検証 Clinicalデータ②

[ 2008/2/17 ]

「モンピアゴールド」

これまでの発酵エキスと違う“ENM”

 

生命の維持・活動に不可欠である体内酵素。生物内で起こる化学反応は全て酵素の触媒作用によるものである。
そのため、日々の食生活から酵素を摂取することが大切なのである。
 しかし、酵素を体内に取り入れることは中々難しい。その理由として、酵素は70℃の熱で変性し、酸に弱く、高分子という性質を持っているからである。
 そこで、効率よく酵素を体内に摂取するために考え出されたのが“有用微生物発酵代謝エキス ENM”である。
 ENMとは微生物が液体培養により代謝した酵素を長期熟成により低分子化することで、従来の酵素が持つ弱点を克服した低分子酵素であり、有用菌であるAK菌(納豆菌類)を長期液体培養し、ヒトに有用な微量成分を代謝させたものという2つの理論の特徴を融合したエキスなのである。
 ENMの分子量は酵素が数千〜数百万に対し、エキスの80%以上が500以下とクロマトグラフでも確認されているほど低分子なのである。他にも121℃で30分の耐熱試験やpH1.2の耐酸性試験を行なったが安定という結果が出ており、酵素の弱点3種を全部克服している。
 このように酵素の弱点を克服したENMであるが、
ENM自体に酵素活性はない。しかし、体内の酵素を活性化する因子である。酵素は変性によって失活するが、変性が可逆的な場合は活性も可逆的に変動し、立体構造の復元と同時に活性も回復するのだという。
 それではこの体内酵素活性因子であるENMを摂取することで、どのような効果が表れるのか、熊本県立大学で行なわれた膵リパーゼに対するENMの影響を調べたデータがあるので記す。
 実験方法は膵リパーゼに対する影響と脂質付加後のラット血漿中性脂肪変動に及ぼすENMの影響の2種。これら実験の結果、ENMは膵リパーゼ活性を阻害し、濃度依存的に脂肪酸の遊離を阻害した。またラットに脂質を付加して血中の中性脂肪変動を調べた方では、コントロール群に比べ、血漿中性脂肪の上昇を有意に抑制したという結果となった。
 単体でもこのような結果をもたらしたENMであるが、活性因子としてのデータもある。グルコサミンとコンドロイチンとENMの混合飼料を、関節炎を誘発したウサギに投与したところ、コントロールやグルコサミン・コンドロイチンのみと比べ、関節腔液内ヒアルロン酸量や血清内ヒアルロン酸量が有意に上昇した。
 単体でも有用かつ活性因子としても有用なENMが配合されたセレスト・ムライが販売する飲料「モンピアゴールド」は美容を主眼とした製品でありながら、カルシウムを中心とした天然ミネラル等も配合しており、健康に伴う美容づくりをサポートしている。

(JHM 第71号より)

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