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[ 2008/2/7 ]

補完代替医療が
産婦人科専門医「研修ノート」に採用

編纂の中心者は鈴木信孝・金沢大教授


産婦人科専門医の研修ノート「産婦人科と代替医療」が発刊された。
医学生卒後の専門医の研修本として、補完代替医療が取り上げられるのは初めてとなる。発刊元(社)日本産婦人科医会が、代替医療の診療科目によってオーソリティの医師に編集を依託、編集委員会を通じてそれぞれが執筆したもの。
中でもその編纂にあたって取りまとめ役となったのが金沢大大学院医学系研究科・臨床研究開発補完代替医療学の鈴木 信孝教授だ。衆知の通り鈴木教授、日本初の補完代替医療学会を立ち上げた功労者の一人で、現在理事長を務める。 
その教授自身、産婦人科医ということもあって、現代主流医学(Mainstream Medicine)に補完代替医療を根付かせることに誰よりも尽力してきた。その努力がこの研修ノートとして実を結んだといえよう。
産婦人科領域への代替医療の啓発を進めてきた背景に、教授はこう話す。
「もともと産婦人科はその診療の性格上、身体にやさしい、限りなく非侵襲の治療を行なう傾向にありました。治療に漢方を処方する臨床医も少なくありません。平成12年には、当時の厚生労働省としては異例のサプリメントの摂取を奨励したほどで、奇形児出産のリスクを軽減するとした葉酸の摂取は周知の事実です」
こうしたことから、補完代替医療というあくまで身体にやさしい、そして非侵襲の療法は受け入れやすい診療科目だったようだ。

 

(JHM 第71号より)

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