Newsフラッシュ
[ 2008/1/19 ]
診療報酬改定
厚労省は2年に1度の診療報酬の個別項目について改定方針をまとめた。
改定される部分として、勤務医の負担軽減や心の問題の対応、ジェネリック医薬品の普及、分かりやすい医療のための領収書の発行などがある。
診療報酬は過去3回連続でマイナス改定となっていたが、地域医療や産科・小児科医師不足の問題もあり、引き上げの声が強かった。勤務医の負担を減らすため、午後6時〜8時に診療を行なう診療所の報酬を手厚くし、開業医に時間外診療を促し、夜の患者を診療所に誘導する狙いである。その分、開業医の初・再診料が引き下げられる。
コンタクトレンズ検査が主となる眼科診療所が、診療報酬を水増し請求している疑惑も浮かび上がっており、来年度初めにも一斉に監査が入る可能性が高くなってきた。
(JHM 第70号より)