健康文化を世界に発信
[ 2008/1/9 ]
世界かき学会のシンポジウムに10カ国100名集まる
先日、中国で世界かき学会の第2回国際かきシンポジウムが行なわれた。
世界10カ国から約100人の研究者たちが軒を連ねたシンポジウムでは、基調講演を始めとする、最新の各国かき養殖事業などのテーマについて3日間にわたって行なわれた。
講演のほとんどが養殖関連の中、カキと健康についての講演で大きな反響を呼んだのだという。
その講演を行なったのは、渡辺オイスター研究所の渡辺 貢氏。「牡蠣の人類の健康に対する作用〜マガキ軟体部エキスの微量元素補給作用と抗酸化作用について〜」というタイトルの講演であった。
西洋人には、カキを健康のための食材という考え方があまり浸透していなかったこともあり、講演内容に驚きつつもカキと健康との関係について意識付けられていたようだ。
カキの養殖技術は日本から世界へと広がったが、カキと健康についても日本から世界へと広がりを見せている。
(JHM 第70号より)