メソの方法論を全て開示
[ 2007/12/15 ]
第5回国際会議で、仏ナーン医師が本場の施術を
不定愁訴や緩和医療の手段についても解説(薬剤グルタチオンの処方なども)
台湾・王医師は動脈硬化に対するEDTAキレーション療法
毛髪、尿中ミネラル・有機酸、食物アレルギー、遺伝子、心電図など検査マーカーと自律神経との関連も講演
講演のそれぞれのタイトルだけを読むのではなく、しっかりと講演に耳を傾けて欲しい。例えば海外からの演者にしても、ただメソセラピーやキレーションの話ができるという単なる講師ではない。フランスのJanine Gaston Nhan MDは、メソセラピーの本場フランスで指導医的な立場であるのはもちろんだが、その講演内容は、自らのメソセラピーで用いる薬剤の内容を全てオープンにし、どのような場所に打つのかまでを講演してくれる。
対象となる疾病も様々で、メソセラピーが単なる痩身の手段ではなく、不定愁訴や通常医療ではケアできない症状を緩和する手段であることが分かる。
また、日本ではあまり活用されていない、グルタチオンの使用法など、聞き所が満載だ。
日本にはメソセラピーには効果に疑問符が付いていることもあるが、Nhan MDの講演を聴けば、これまでのメソセラピーの方法論がいかに間違っていたかが良く分かる。
(JHM 第68号より)